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批判にさらされて - 草食 vs 肉食~よしえさんのコメントを受けて

マクロビオティックが、日本より欧米で市民権を得ているのは、よしえさんが言う「文化的な側面」も作用しているのでしょうね。

栄養士の方が
離乳食をマクロビオティックでやるなんて・・・
離乳食は人生で最初に食べるもので凄くだいじだから、せめて「ちゃんとしたもの」を与えないと成長に問題をきたしますよ、
とおっしゃられているのをききました。
「ちゃんとしたもの」って何、、、

マクロビオティックの何がちゃんとしていない、と思うのかなぁ、
マクロビオティックのマのじも知らないのだから、たとえ栄養の専門家であっても、知らないことに対して批判しないで欲しいなぁ、と思いました。

マクロをやっている人は貧血など体調不良になるんじゃないかと栄養のプロとして心配していらっしゃいました。心配になるのも当然ですよね、「この」栄養士さんの理屈ではマクロビオティックは「ちゃんとした」食事では無いことになっているですから。

マクロビオティックで離乳食の時から育てられたら、ちゃんと育つはずが無い、という印象をもたれていたので、想像からくる誤解はといていただきたいと思って、マクロで育って病気もせず何の問題も無く成長している人はたくさん存じております、というと、その栄養士さんは驚かれているようでした。

マクロビオティックをやっていると、この栄養士さんのような周りからの目やお言葉は日常茶飯事で、凄く悩んでしまう人が沢山います。自分にとってマクロビオティックの食事が凄く体にあうと感じているのに、栄養学や日本の常識と照らし合わせて、「おかしい」「まちがってる」と言われ、その狭間でマクロも食べれない、でも今までのような食事はマクロを体験してしまった体がもう受け付けない、では何をたべたらいいか・・・分からなくなってしまう、という苦しい状況。

私も周りからお言葉をいただくことはあるので、そのつど食のスタイルは違ってOKではないですか?肉食もマクロビアンも仲良くしましょう、というメッセージを相手が分かりやすい言葉にする訓練をさせてもらっています。

周りから偏見をもたれている、理解が無い、という点では音楽療法やグリーフカウンセリングにも通じます。

私は、自分が興味を持つとき、取り組み始める時はまったく自覚がないのですが、小学生の頃から、周りからは は? と思われるような事に興味を持ってきました。
だから、恒常的に、は? という反応や、もう少しアグレッシブな攻撃があるのが日常のようになっていました。
それでも、やっぱり 私がやっている事は何なのか知ろうとする努力はみじんもしないで
は?あなた間違っているわよ、という頭ごなしの批判や、には傷つきます。
でも、傷ついて泣いてるだけじゃ、自分のやりたいことは永遠に出来ない、というのも学びました。

音楽療法もグリーフカウンセリングも、うさんくさい、と思う人は沢山いる。
どんなに音楽療法士同士で、「やっぱり音楽って偉大だね」と話しているだけでは、決してより多くの人に、音楽療法を理解し、より多くの人にその恩恵を体験してもらうことにはならず、音楽療法という学問の成長にも繋がらない。

私達療法士が、セッションの中で、限りなくクライアントが使うコミュニケーションツール(体の動きやエネルギー、言葉、声 etc)を理解しようとし、クライアントが理解できるやりかたで繋がろうと試みるのと同じ。

批判する相手が理解しがたいから、自分とはソリが合わないから、という理由で、相手を「批判し返し」たり、コニュニケーションを絶ってしまったら、それ以上お互いの事は知りえない。それでいいのなら、それっぽっちの関係なら、それでいいとおもう。

でも、例えばそのままでは、自分の信じていることを続けられないような(精神的・肉体的・経済的)妨害(といったら言葉は悪いですが)を受けるのなら、対話を続けるしかない。批判だけして歩み去る相手の背中を追ったり、相手の理屈や感情を理解し、寄り添う努力・(賛同してくれなくてもいいから)せめて、自分が信じていることを実践する・自分らしい生き方を探求する事への阻害だけはしないように納得してもらう努力をするしかない。

そう 思っています。

もし、自分が本当にそれをやりたい、と思っていたら、
そういう努力を
相手との対話の積み重ね(決して1回では終わらない)を
自分の大切なもの・信念 を守るために
やり続けるしかない。

****
ゴールのないマラソンって、大変。
でも、その大変さがまた、人生を豊かにしてくれているのだと思います。
by totoatsuko | 2009-06-01 22:02 | Comments(2)
Commented by Namster at 2009-06-02 16:01 x
日本に帰ってきてから頭から否定される事が多いかも‥と残念ながら気付きました。認めて、とは言わないですが、否定しないで~と思います。仰っていることがとっても共感できました。私も色んな事でコミュニケーションってとても大切だと思います。友達でも、夫婦でも、仕事でも。何でも知ってもらうには話さないといけないですし、相手の言葉を話すには向こうにも話してもらわないと!と思います。

ただ、会話を重ねてもど~しても理解しあえない人がいることも分かります。VAのBible Beltに暮らしていたので、宗教がらみで特にそういう事がありました。それはそれで、Let it goもたまには大切かな、と。そうも思います。
Commented by totoatsuko at 2009-06-08 17:17
どうしても理解しあえない関係ってありますよね。それは、ほんとうにしょうがない、だって、違う人間だもの。

そんな時でも、理解できないからって、その考えや信念を否定したり攻撃するのではなくて、「この点では共感しあえないですね」とお互いが認識し、違いを認め合えたらいいな・そうしたら、その人と違うステージ・クオリティーの関係を築くことができる可能性が広がるのに、と思ってしまいます。
でも、「違うことはあまりよくないこと」と潜在的に思っている人が多い(ように思える)日本では、違う=攻撃の的・関係の断絶、になることが私の場合多く経験してきました。いくら「違ってもいいじゃないですか。仲良くしましょう。」と伝えても、ある点において理解し合えない2人はこれ以上関係を続ける意味が無い、と信じていらっしゃる方もいて。
まぁ、私のある意見に合意できない、というだけではなく、単に「私」と関わりたくなかっただけかもしれませんが(汗)
そんな相手の方とは、時に悲しいけれど、let it go の方へ流れます・・・
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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