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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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ゲシュタルト手法 を使ってGIM

私はゲシュタルトのトレーニングは受けたことがないけれど、昨年何度かクライアントとしてゲシュタルト手法を体験した。ゲシュタルト手法はいかなるものか、というのは私はゲシュタルトの専門化ではないので控えるとして、私の例を紹介しようと思う。ただ、こういう手法だけがゲシュタルトではない、これは一例にすぎない、というの念頭においておいてくださいね。

ある日私がもったイメージに、
少女の私が立っている目の前に黄色い道がずっと先まで続いていっている
というのがあった。

それを紙にえがいてみると、その道は道ではなく、大きな大きな立ちはだかる壁・あるいはドアのように見えた。そこで、セラピストが私に「lets try to be the wall and speak as the wall」(壁になって、壁として喋ってみて) と言う。

私は話始める「私は黄色い分厚い壁です。彼女(少女の私)の行く手を阻んでいる。絶対 通さないぞ。通すもんか。私の後ろしある世界に、お前は入ってきて欲しくない。侵入しないで欲しい。怒ってるぞ ・・・」

だんだん壁になりきって、壁としての感情を感じるし、壁としての意見がいっぱいでてくる。

壁になりきってみてどうやらその壁と少女はいい関係ではなさそうだ、という事がわかった。
=私の中で 壁に象徴される何かと、少女に象徴される何かが深層心理の中で対立・あるいはミスコミュニケーションに陥っている。

今度は少女になりきって話してみる。
「私は、赤いドレスを着た5歳の女の子です。壁さんはすごく怒ってるようにみえる。どうしてだろう。ちょっと怖いな。威圧的。話かけても、応えてくれなそう。昨日はこんな壁、ここになかったのに。この先にあるりんごの木からりんごをいくつかもぎとって帰りたいのだけど、今日はやめにしようかな。・・・」

どうやら、少女は壁が守ろうとしているものには興味がなくて、いつも自分が行っていた場所に行きたい、あのりんごでのどを潤したい、と思っているだけのようだ。でも、それが壁に伝わらないみたいだし、壁が守りたいものは何か知らないみたいだし、知ろうともしない。 第一お互いがお互いを恐れていて、会話出来てないんだな、ということが、壁と少女になりきってみて初めて分かった。

加えて、絵を描く前の私の表層意識は、壁を道、と認識していたのだから、トライアングルでお互いがお互いのことを誤解していたわけだ。道と壁では、意味が大きく異なる。


そして、ふとこのアプローチをGIMのイメージ体験に取り入れることもできるなと思いつく。
(続)
by totoatsuko | 2009-03-12 10:52 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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