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だめーーー!!!

随分前アメリカ人の友人宅に泊まった際、traditional Japanese Breakfastを明日つくってよ、と提案され、夕方スーパーに一緒に買い物に行った。料理をしない家だったので、基本の調味料から揃えてたのを覚えてる。自分たち料理しないのに、こんな醤油瓶買ってどうするんだろう・残り、と思いながら。

翌朝、一人台所にたって料理する。
6歳の女の子が寄ってきて、何か手伝いたい、と言うので、じゃぁ御飯をよそおって、と言おうとしたら、お母さんが台所に近づいちゃだめ、と女の子に言い、私にウチでは危ないからまだ火や包丁に近寄らさないようにしてるの、と言う。へぇ、そうなんだ、じゃぁ、この子も料理しない家庭をつくっちゃうのかな、と思いながら作業が忙しかったので聞き流したのを思い出す。

このエピソードを思い出したきっかけは、今日鍋から料理をよそおっていたら、横で、かちっ と音がしたのでそちらの方をみると、2歳の息子がガスをひねって火をつけていたではないか!びっくりして、だめ!!!!! とおっきいこえで叱りそうになって、ダ 、と言ったところで 一息のみこんで、彼の目線にしゃがみこんで、「ここはさわっちゃだめだよ、危ないの、火をつけたらね。もうやらないでね。」「(申し訳無さそうに)うん。」

という会話をやったばかり。

私は、ときどき手をそえたり、ちょっとしたヘルプをしながら、子供に包丁を使わせたり、煮えている鍋にモノを入れて貰ったり、南部鉄器の鯛焼型をつかって、鯛焼き作りを手伝ってもらったり、と子供に火や刃物を触れさせる。クッキーの型ヌキとか、まぜまぜするのと比べて危険といえば危険なのだけど、子供は手伝いたがるし、やってもらうとすんごく楽しそうなので、一緒にやるのを楽しむ。ほんと、危なっかしいし、こっちも相当ハラハラするし、怪我しないようできるだけ見守ろうとするから神経張ってる。にもかかわらず、実際熱いのをさわっちゃって泣いてしまうこともあるのだけど。とりあえず、まだ指を切り落としたり、大やけどで入院とか、火事とかは起こってない。

話は元に戻って、、、だから2歳の息子は、多分、何の悪気もなくいつも私がやっているのを真似したくて好奇心でガスのボタンをひねったんだと思う。でも、私はビックリしてしまって、私がいない時勝手に火をつけたら危ないじゃん!!!!と自分の恐怖心から彼を罵倒しそうになってしまった。

よかった、一呼吸 飲み込む心の余裕があって。
だって、私がどなったら、きっと彼は わーーーん、って泣いて、悲しみでいっぱいいっぱい、泣くので混乱して、何が悪いのかとかちゃんと内省できなかったと思うから。まだ言葉が沢山喋れないから、例えば「ちょっとやってみたかったんだ」とか、何故やりたかったか、というのを彼は私に言葉で伝えられないのだけど。とりあえず私は彼にやっちゃいけない理由を伝えることが出来てよかったな、と思ったのでした。

そして、今度は私が頭ごなしに怒られたことを思い出した。
アメリカで初めて車の運転をするとき、日本でもほとんどペーパードライバーだったので、助手席に座ってもらってならし運転をしていた。車線が日本とアメリカは反対だし、車のハンドルも左だし、慣れないことだらけ。おぼつかない運転をしていたら、助手席から怒りのコメントが飛ぶ。ちゃんと見ないと危ない! さっきも言ったじゃん。ごめんね、分かってる、分かってるよ、危険な運転やっちゃってるの。でも、しょうがないじゃん、初心者なんだから。本当は助手席に座っている人に見守られながら、足りないところを教えてもらいながら、運転に慣れていきたかったのに、恐怖心からくる非難台詞を浴びることで相手に対しての怒りで心がいっぱいになって、運転どころではなくなってしまった。下手な運転で怖くて心臓がとまりそうな思いをさせてしまってるのは申し訳ないと思うけど、そしてその恐怖心から怒鳴ってしまうのは分かるけど、そんなに怒られてばっかりだとk、ムカついて運転に集中できないし、学ぼうという気にもなれないよ。

そんな会話をしたのを思い出した。

今日の私と息子は、立場が逆なだけ。
私は、自分の恐怖心で、ガスをひねった息子をどなりそうになったけど、
どなったら彼は何も学ばなかっただろうし、私からのメッセージは伝わらなかっただろうし、私も彼の好奇心に気づくことができなかっただろうし、わたし達の関係も、少しこじれてしまっていたと思う。
by totoatsuko | 2009-03-05 22:43 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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