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Splitting to integration process I

d0065558_9235259.jpg心が求めていることと、体が求めていることは、一致しないことが多い。

個人的に最近体験したことは、
マクロビオティックの食生活を主にするようになってから体質が変わって、お肉や砂糖の入ったものを食べたい、と思わなくなったし、食べても、昔はあんなにおいしーー!!と思っていたのに、そう思えない、
という心境の変化が起こっている。

それでも、ステキなレストランで食事をしたりする機会があったときに、とっても魅力的なお肉やお魚、デザートのメニューをみつける。

隣の人が食べているそれらのお料理の盛り付けが美しく、凄く美味しそうにみえて、
折角いいレストランで滅多に出来ない外食をしているのだから、とお肉やデザートを注文する。
とくに、コースに含まれているデザートを、わざわざ「いりません」というのは、カナリの気持を要する。

でも、折角注文したお肉やデザート、食べても、昔と同じように美味しい!と感じない自分に気付く。おかしいなぁ、そんなはずないのに、と自分の感覚を疑う。多くの人が絶賛するお店のお料理が美味しくないわけないじゃない、と自分の感覚を疑う。

たとえ、どんなに多くの人がいい、と言うものでも、
自分にとって正しい、訳がないのに・
自分の感覚を疑ってしまう自分自身の悲しさ・弱さ・自信のなさ。

そして、その日の夜よく眠れなかったり、翌日体が無茶苦茶だるかったりして、またやってしまった、と後悔する。私の体は、お肉やデザートを欲してなかった。でも、目とか、過去の感覚がメニュー選びの時に、そんな自分をcut offしてしまい、本当の体の欲求を満たす選択が出来ない状態。その時欲しいのは、過去お肉やデザートを楽しんでいた自分の感覚。でも、今の自分がそれを楽しめない状態になっていることを無視してしまっている。

こんな体験を何度も重ねて、
やっと自分の心に無理せず、
「ここで、お肉頼まないのって、勿体なくない?
同じコース料金払ってデザート食べないって、損じゃない?」
と思うことなく、自然体でデザートやこってり系の肉料理をはずす選択が出来る様になった。

だって、自分の体の辛さを心底感じることが出来る様になったから。
どんなに理屈を捏ね回しても、どんなに昔の自分の欲求が頭をもたげても、
それは、今の自分が求めているものとは一致していないというのが
頭や理屈レベルではなく、体や気持ちのレベルで何度も感じて、やっとそのレベルで納得できたから。

トラウマを経験した人や、自分の内面がsplitしている人の多くは、
今 自分が感じている感情は何なのか、というのを知らないように自分でトレーニングすることによって、ひどいトラウマの傷を抱えて生き続けなければならない人生をサバイブしている。

だから、自分の感覚を疑うし (悲しいなぁ、、、、でも理性的に考えたら、悲しいと思うの間違ってるんじゃない?と自分の感覚を否定する)、だからこそ、自分をもっと過酷な傷つく状況に持っていく選択をしてしまう。(上記の例の場合、お肉やデザートを注文する)。

気持ちと、体、が望むことがSplit - 一致していない。
気持ちの理論と体の理論が一致せず、でもその不一致の原因をみつめる機会をもたず、不一致がないもの、とみなすために、何らかのゆがみを抱えながら生きる。

でも、その不一致がintegrate - 統合・あるいは 脈略の繋がりを見つけることが出来たらどんなに楽になるだろう。どんなに自然に自分を傷つけずに生きることが出来るだろう。

何か精神的に病んでいなくても、トラウマティックな体験をしていなくても、
自分の中の矛盾は誰でも抱えている。
自分の中の一人にとってはハッピーな選択でも、
それは他の自分にとっては辛い選択だったり。
多くの人の場合、その矛盾に気づいていないか、なんらかの理屈をつけて、どっちかの辛い・あるいはその選択に賛同しない自分を説得したり、抹殺したりして、生きていく。
結果、傷ついたまま、その傷の手当てをすることなく、毎日を送ることになる。
人生の選択をしていくことになる。
そして、ある日手に負えなくなった傷の深さに呆然とする。

サイコセラピー(私とのセッションの場合、言葉、というツール以外に音や色を使って)は、
そんな自分の中の矛盾を知ったり解明したりしながら、
それらの全てが納得できるような生き方・選択が出来るようなintegrationのプロセスを可能にする。
by totoatsuko | 2008-10-30 17:58 | Comments(0)
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