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らしさ。

らしさ。_d0065558_11132289.jpgはす向かいに向かい合って同じくらいの席数のイタリアンレストランがある。
一つは雑誌などによく取り上げられていて、もう一つは泣かず飛ばず。
パスタランチは後者の方が1200円で手打ちパスタが選べて、パン・デザート・飲み物付。
前者は夜は美味しい手打ちパスタを出すけれど、お昼はそれはなし。
1000円でミニサラダ、パン、飲み物付。

一度一人で人気の無い方に行ってみたのだけど、手打ちパスタはそれなりに美味しかった。
でも、私はデザート食べないし、パンもありたきりな味だから、パンもパスタもそこならではの物が食べれる向いのお店の方がやっぱり好きだな、と思って店を出た。

そして、この週末、好きなほうのお店が閉まっていたし、こちらのお店に行ってみたい、という人がいたし、私も過去の自分の感覚を確かめてみたかったので再訪。だけどやっぱり、全く同じような感想を味にもつ。加えて、スタッフがあまりアテンティブでなかったり、お手洗いの扉が開いていたり。デザートを食べなかった分300円引きしてくれたのだけど、でも、もういいやこのお店にくるのは。

「些細なことの組み合わせなのにね。
お店のインテリアや雰囲気も味もポテンシャルを感じさせられる。
全てをちょっとずつだけ向上させることが出来たらハス向かいのお店と互角になれそうなのに。でも、何年か営業していてその些細な点を変えていくことができなかった、というのは
それがこのお店のポテンシャルーまだ発揮されていない実力なのではなく、
真の実力なのかも。」

レストランって、その料理そのものの味だけがお客さんに提供するものではなくて
(美味しい”味”だけが目的なら、家でも食べられる場合がある)
全てなんだなぁ、と改めて思う。
その料理の出てくるタイミングとかサーブされ方とか流れている音楽とお店自体の雰囲気とのマッチとか。
丁寧だからいい、とか感じいいからいい、のではなくて、そのお店らしさが出ていて、それがお客さんに心地よく受け止められる形で表現されているかどうか。

人のあり方も同じだな、と思う。
例えば、ブランド品を全身まとっている人。
それが、その人の雰囲気やライフスタイルや話し方にマッチしていてブランド品で全身固めてます!という嫌らしさを全然感じさせない人と、何か作ってる感がプンプン感じてきて、あなたの本質は何?ってつい思ってしまって身を引きたくなるような人。

こうしなければならない、って教えられたから
あるいは、何らかの理由で、そういう風に振舞った方がウケがよい、
あるいは社会的にスムーズに生きられる、と信じて
ちょっと無理して、あるいは意識してして生きてるんだろうな、って
感じさせるような人。

本当は、自然な本来の自分の姿で社会の中で生きていくことは可能なのだけど。

音楽心理療法のセッションに来て、初めて、自分が’作られた自分’を生きてきたことに気付く人もいる。何気なく書いた絵や即興した音やイメージが自分の想像している自分の姿と全く違っていたりして、こういうのを作り出した自分は一体自分のどこに存在していたんだ?!と。
そして、そういう知らない自分をなかなか受け入れることが出来ない場合も多い。

でも、ゆっくり・プレッシャーなしでやっていく。
(自分で自分にプレッシャーを与えてしまうことが止められない人もいるけど。。。)
自分は自分でいい。
でも自分って誰?
どんな自分でも、自分らしく生きていいよね、
という対話のプロセスを。

いつも笑顔でない自分でも、それが本当の自分で、そういう自分を自分がちゃんと受け入れてあげて生きていたら、いつも笑顔でなくたって、無理に常に笑顔をひねり出さなくたって、周りに悪い印象を与えるわけではないのだ。実際、いつも笑顔の人がいて、すごく気持ち悪い、と思った事がある。振る舞いや雰囲気や生き方の哲学がちゃんと繋がっていたら、自分にしかない自分が自然と演出されるし、意識しなくたって自然な笑顔が自然と生まれてくる。
by totoatsuko | 2008-08-18 10:16 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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