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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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生活は変えたくない・というエゴ

食料問題が話題になっている。
ローマで開かれていた食料サミットは、原油価格高騰やバイオ燃料の周りに山積みされている問題に明確な指針を出さずに閉幕した、とニュースで言っていた。

私がショックだったのは
この3年間で原油代が2倍になったのに、魚介類の値段にはその経費が全く反映されていないために、漁師の人たちの生活がとても苦しくなってる、採算がとれないから休漁を選択する人も出てきている、という事実に対して、

政府は「国民のために冷静な判断をして欲しい(休漁したら魚が市場から消えて消費者が困る。)」
ある消費者は「値上げは困ります。毎日お魚食べてますから」(食費が高騰して家計を圧迫するから)

なーんて自分たちの事しか考えないんだろうって、思いました。
(まぁ、こういう考えのひとは一部でしょうけれど。)
漁師の方達だって国民。
その人たちが困ってる、っていう事実は思考回路のどこにも残らないのだろうか?
その人たちが生活できなくなったら、漁業がなくなって、そもそもお魚が食べられなくなるのに。

毎日お魚を食べてるライフスタイルを変えよう、とはこれっぽっちも思わないの?
水産会社がどんどん倒産している事実の傍ら、自分の家計が苦しくなるのが大問題みたいに言う。「お魚を毎日食べたいから」という国民の希望を叶えるために値段を据え置きするのはどうなんだろう、と思う。もがいている日本の漁業に何も手を打ってこなかった政府って・・・
(似たような問題は、農業にも酪農にもあるときく。)

誰だって出費がかさむのは嬉しくない。
格差社会で、ほんのちょっとの値上げも大きく生活に影響を及ぼされる人の数も少なくない。
だからこそ、それぞれの立場がその立場を守ろうと頑なで、
なんとか周りの状況が自分に都合のよいように変わるのを期待するのではなく、
ひとりひとりの人間が問題の全体像を正面から見据えて、
異なる立場同士の間で納得のいく答えを導き出す努力をするべきではないか、と思った。
by totoatsuko | 2008-06-07 00:00 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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