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でもやっぱり辛いものある

先の投稿で、10年も続ければ、社会から認識されたり、自分のやりたいことを批判なく存分にできるようになるはず、と書いたけれど、やっぱりそこに行き着くまでの道のり、って辛いものが相当ある、と思う。

私は人(といっても、その人がどの位自分に親しいか、というのにもよるが)の無関心は余り気にならないけれど、積極的な批判をされるとへこむ。無関心さえ気になるひとだと、やっぱり社会の主流とされていないことを実践するのは、相当辛いと思う。

わたし達は社会の中で、地域の中で、家族の中で、その一員として生きている。
その繋がりって、日々そんなに意識していないけど、自分のidentityを保持している大事な要素である。どんなに引きこもりの生活をしていても、誰かの親であったり、子供である自分、というアイデンティティーは消えない。宗教的な視点から見る人は、みんな神の子だと言う。

自分が信じている事が相手と違うから、という理由で、相手から関係をばっさり切られそうになることは日本ではよくある。そんな考えをする人は僕らの仲間じゃないね、私の子供ではないね、って。

違う視点を持っている人にニュートラルな態度・感情を持てないのはしょうがない。
そういう教育だから。
そういう教育をうけた人が先生や親だったりするから。

もういい、誰にも理解されなくても、自分を信じてやっていける、
そう見切りをつけても、周りに常に批判的に接せられると相当悲しいだろうな。
「相当悲しい」という言葉では表しきれないような感情・

でも、その悲しみや怒りさえも自分のクリエーティビティーの材料にしてしまえれば、
なにかとてつもなく大きなものを作っていけるのではないだろうか。偉大な音楽家や画家や作家のように。

いや、大きなものなんて創れなくていい。
自分のやりたいこと・信じることを自分の人生のなかで耕しやがて実りの時期を迎えることが出来れば。
by totoatsuko | 2008-06-04 09:01 | Comments(2)
Commented by やっちん at 2008-06-11 01:50 x
『でもやっぱり辛いものもある』

という言葉が今の私の状態かもしれません。
これっきゃない!と思って始めたものの、現実、誰からも何も
評価されないということは、私は結構こたえます。
批判されるとモチロンへこみますが、私にとっては、
無関心の方がさらに辛いかもしれません。

いつか実りの時期がくるのかな・・・と思っても、
学生時代を入れると、あっという間に13年たってしまいました。

アイデンティティを失いそうになり、他人の自尊心感情の向上を
目指す前に、自分のを何とかせい!・・・という状態でしょうか?

でも、実りの時期を信じてやっていこう、と思っています。
自分の想いばかりの文章で申し訳ありません。
Commented by totoatsuko at 2008-06-12 09:55
人の自尊心感情の向上をサポートする活動をなさっているのですか。
「信じる」ことって、実はすごく大変なこと、とも感じられる時がありますよね。
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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