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Sudden鬱

ネットで勝ち組のSudden鬱、という主題の記事を読んだ。
とつぜん鬱症状に襲われるビジネスマンの例が挙げられていた。

まさか自分が鬱になるなんて思ってもいず、仕事に打ち込む彼は、一昔前の会社が自分のアイデンティティーというタイプではなく、どこまで業績を上げるためにがむしゃらに働いても会社と一体感を持てない世代。自分の体の変調(頭痛とか尿漏れとか)を大丈夫、と自己否定し、自分の感覚を信じないで、とにかくとにかく自分が自分に課した「-ねばならない。 を履行する・わき目も振らずに(本人は余裕をもっているつもりの場合が多い)

そういえば、まわりがちょっと様子がおかしいけど大丈夫?と本人に聞いたら「調子はよくないけど大丈夫」と数週間前に応えていたレポーターが自殺したニュースもあった。

世間の鬱や精神疾患に対する認識はとても甘いと思う。
そして、日本の公的なサポートシステムも凄く未熟だと思う。
鬱&鬱予備軍を抱える会社だって、対応策を用意しているところは、大企業でさえほとんどない。
あっても、表面的なカウンセリングを行なうカウンセラーか、薬を処方する精神科医くらい。
それだけでは、その人を精神疾患から
一時的に回復させることは出来ても、
治療を終えた後、本当にその症状から自由にする(リバウンドなし)ことは難しい。

鬱の根本・心の奥底まで診れる人・時間のかかる回復のプロセスをサポートするシステムが必ず必要だと思う。。

しかし、残念ながらこの状況を変えようとするうねりみたいなのを今の医療界には感じられない。そこに予算を配分しなければ、とういう危機感があまり感じられない(私が知っている狭い世界の話ですが)。加えてカウンセラーは精神科医のお手伝い、という認識がとても根強く、それではいいカウンセラー・サイコセラピストが育つ土壌には向かないと思う。

精神科医・心療内科医には出来ないけどセラピストにはできる事、
セラピストには出来ないけどお医者さんにはできる事。

お互いが対等に尊重し合い・協力しあわないと、どんどん増えていく日本の精神疾患を持つ人の本当の回復の手助けはできないのではないかと思う。
by totoatsuko | 2008-05-27 18:04 | Comments(1)
Commented at 2008-05-30 05:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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