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ヒーローになりたかった

高速道路のパーキングエリアにとめられた女性の車のタイヤのボルトを緩めて、
女性が休憩から戻って運転を始めたらタイヤがはずれてどうしよう!といところに、さっそうと現れてボルトを締めて直してあげて、代わりに「体で払え」とか「ごはん一緒に食べましょう」というのを繰り返していた男性が逮捕された、というニュースをみた。

ヒーローになりたかった、というのが動機らしい。

このひと、子供の頃ヒーローごっこしたりなかったのかな?
とふと思う。

ここ数ヶ月、毎晩欠かさず布団の上で息子にウルトラマンごっこを、けしかけられる。
何度も何度も何度も繰り返す。
色んな役(ウルトラマン ママ・怪獣・ウルトラのちち・ウルトラマン太郎)になるし、ならされる。
助けたり、助けられたりする。
面白いのは、自分が助けてもらいたい時は、
「やられたー」と私に押されてごろんと倒れ、
「大丈夫かっ!、って、言ってー」と要求してくるし、
助けたい時は、「やられたー、って言って!」(やられたぁー)
「大丈夫か!ボクが助けてあげるぞ!手をのばせ、握手!」
と、自ら体験したいシーン(感情体験)をプロデュースすること。

子供ってわかってるんだなぁ、って。
今自分に必要な気持ちの体験って何なのか。
それを、安全な場所・関係で繰り返してinternalizeしていく。
(実際、TVのウルトラマンみたいに地面がゴツゴツした所で、
信頼できない相手=怪獣と戦ったら、本当に殺されてしまう。
感情体験・肉体体験のみでは済まされない。)
助けてくれ!と言ったら助けてくれる、と確信できる相手・
助けてやるぞ、と手を差し伸べたら、
それを逆手にとって攻撃してこずに、素直に有難う、という相手。

遊びって、偉大だと思う。
イマジナリーワールドの中で、世界の縮図を生きている。
世界にはばたく予行演習をしている。

子供とのセラピーでは、プレイセラピーでも、アートセラピーでもユングの箱庭でも、音楽療法でも、「ただ一緒に遊ぶ」「こどもの遊びを見守る」ということをひたすらやる場合がある。
(続)
by totoatsuko | 2008-04-15 11:44 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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