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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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精神科受診II

なるほど。
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ーが気に入らなかった。-がとてつもなく辛かった。閉塞感を感じる。死にたいと思った。今週はちょっと頑張れた。やっぱり食べた物を吐くのは止められませんでした。

そうですか。辛いですよね。でもよく頑張ってると思いますよ。ほら、-な風に考えてみてください、思ってるほどひどい状態ではなくないですか?もうちょっと違う視点でみてみたら、どうですか?-な風に行動してみたら?・考えてみたら?
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鬱や摂食障害や虐待行動やパニック反応や不眠など、
現状より悪くならないように、
あるいは、一日その症状をサバイブすることができた今日と同じように明日がまわるような対話がなされる上記のようなカウンセリングと
体調・心理状態を安定させる目的の薬を処方するアプローチ。

それでよくなる人もいるだろう。
症状が過去の出来事や自分の感情体験とは深い結びつきをしていなくて、
ちょっと考え方や視点を変えて、薬で体調を整えたら、もう2度と鬱にならない人もいるかもしれない。

そっか、クライアントのそういう話
(意識の割と表層部分だったり、日常に起こった事柄)なら
医師に短時間で解説・報告できるのかも。

少なくとも私は私のセッションで起こったことを5分で正確に誰かに伝える、ってことはできない。そんな危険(ものすごい誤解を生む、という点で)なことは出来ない。
セッションは言葉だけでなく微妙なニュアンスや空気、エネルギーの世界も含むから。

クライアントの症状を引き起こしている根っこの部分のケア(深層心理を扱うサイコセラピー)って、日本で提供されているケアプロセスの何処に組み込まれているんだろう?
少なくとも、国民健康保険でカバーされる医療サービスシステムには存在しない。
=保険対象ではない。
過去をプロセスしなくても、あるいは今自分自身が持っている心の深淵をみなくても、
精神症状は直せる、というのが一般的な認識だと思う。

でも、根っこをどうにかしないと自分の鬱になりがち、というような体質は本質的には変わらない人は多いと思う。薬とカウンセリングで今の鬱から「脱出」出来るかもしれない。でも脱出した、ということは、また捕まってしまう可能性もあるということだ。

でも、深層心理を扱うサイコセラピーで根っこがどうなっているかちゃんと見たら、「生まれ変わる」ことができる。根っこから元気な自分に。

もし、根っこが自分で必要な栄養をとったり、大地に根ざしていない事にセラピーの中で気付いたら、なんで根っこが腐ったのか探る。植え替えるなり、乾かしてやるなり、まず根っこを元気にする対策が取れる。根っこから変わる。

かたや根っこの状態を見ずに、葉っぱの状態を心配してとりあえずそこに日光あててその葉っぱ自分で光合成できるまで元気になったとしても、根が死にそうだったら、見えている葉っぱの状態は周期的に限界がくるはず。鬱体質を引き起こす要因は根本的には変わっていない可能性がある。

勿論、サイコセラピーで自分を知る・根っこをケアするプロセス無しで、
もう二度と鬱や摂食障害やパニックや虐待・被虐待行動を起こさなくなれるのだったら、
いい話だ。

でも、何故現在主流のカウンセリングと薬のアプローチだけのやり方に対する思いを長々と書いたのかというと、やっぱり、現状のサポートシステムではそ救われない人が一杯いて、サイコセラピーを体験していれば免れたであろう「死」があまりにも多い事に胸が痛み続けているからです。
by totoatsuko | 2008-04-13 23:07 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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