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家庭内の意見の相違

hirokiさんのコメントに返信を書いていたら、とっても長くなりそうだったので、新しい投稿として書くことにします、あくまでも私の「個人的な考え方」を。

子供にダブルメッセージ
-相反するメッセージを同時に発する
のは確かによい影響を導かないだろうと思います。

例えば、お父さんはテレビゲームするのOKでお母さんは一切ダメ、というスタンスだったら
お母さんが留守の時に反動でずーーーっとテレビゲームやっているかもしれないし、
両親がいる前で、あえて「TVゲームしたい」と言って、両親のケンカを引き起こし、誰かを悪者に仕立てて、テレビゲームがしたい自分への批判をかわしたり。親のどちらかがキレてTVゲームする時間を最終的に 獲得したり。

子供って賢いから、大人の意見相違のダイナミックスを利用して自分の欲しい物を手に入れようと、言葉は悪いけどずるがしこく立ち回ることを覚える。将来ポリティックスに強い人に育つかもしれませんけど。

子育てに関してパートナーや祖父母と自分の考えていることが異なった場合
私はその相手と時間とエネルギーをかけて話そうとします。1回だけじゃなくて、何度か。
自分が正しい、相手が間違っている、という言を証明するのが目的ではありません。
相手がとりあってくれなかったら、なかなか難しいのですが、その場合もなるべく諦めず、相手にそういう時間をとってもらうよう努力します。相手に話し合いの席についてもらうまでに相当疲れてしまうことも沢山あります。(相手が何かを無意識に恐れていれば恐れているほど、なかなか話し合いのテーブルについてはもらえませんし、自分が自分の考えに自身がなかったり、相手の反応を恐れていたら、なかなかこのプロセスに全力投球できない。)でも、とてもとても大事な事だと思うから、諦めません。
自分の考えを伝え、相手の考えを聞く作業。
このプロセスを通じて、子育て問題を超えてお互いの事をよりよく知る機会になったりも、関係のダイナミックスを変える機会にもなります。

第一回の対話が実現したら、その体験を数日間ねかせる。ねかせる目的は、相手の考え方を頭や感情だけで受け止めるのではなくて、頭と感情どちらもで吟味し、自分の考え方に色んな混ぜ方をして、混ざった割合によって(0.1対9.9なのか5対5なのか、3対7)自分がどう感じるか無意識的に試すため。

あるいは、どうして相手がそういっているのが自分で確かめてみるため。
例えば、牛乳は体に悪い、と相手が言って、自分は悪いはずがない、と思っている。相手が、「本に書いてあった、牛乳を飲んでもカルシウムはほとんど摂取されないし、将来白内障や糖尿病になる確率を上げるし、消化の段階で臓器に相当な負担をかけているんだよ。」と言っても、自分がその情報をうまく飲み込めなかったら、自分でこの件に関してリサーチする。自分が信頼できるリソースはどう言っているのか自分の目で確かめようとする。

そうして、機を見てまた話をする。
前回の話し合いで感じていたこと、その後の心境の変化、その後疑問に感じたこと、自分の意見に影響を及ぼす新たに得た情報や情報源について。

妥協点が見つかるかもしれない。
牛乳を飲むことは「楽しみの一つ」という考えは絶対に譲れないから、飲ませたい。
しかし、その「楽しみ」は子供が感じているかどうかは定かでない。
牛乳は体に悪いから、悪い物を勧めることはできない。
どこまで悪いか、どこまでリスクを取るのかは、リスクのとり方は一様ではない。

どう妥協できるか?
お互いが納得するルールを決めようとする。
例えば、飲むなら周1回だけ少量にする?
あるいは、牛乳ではない楽しみを与える?
(続)
by totoatsuko | 2008-03-14 12:59 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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