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いい関係

いい関係_d0065558_2326414.jpgいい関係が問題ない関係とは限らない -
機嫌がいい状態の子供と楽しく会話しながら遊んでいる時ふと「この子達って、ほんといい子ね」といとおしく思った瞬間、その感覚を疑った。

よくあるケースは、いい子ちゃんだったハズなのに凄い犯罪を犯したり、自殺したり。
何故あの子が・・・という周囲の反応。
そう、事実として知っている、親が表面的に感じるいい子ちゃんが本当にいい子なのかは定かでないと。本当にその子が自分の置かれている状況・親との関係で満たされているか、というのは相伴わないと。

どんなに沢山のいい子ちゃんがいい子ちゃんにあるまじき振る舞いをした、とニュースになっても、我が子との関係をちょっと立ち止まって見つめてみる人って少ないんじゃないかな?

子供との関係だけじゃなくって、
夫婦や家族や兄弟や親戚や上司や部下や恋人や友人でもいえること。

うまくいっている、仲良くやってる、と感じるということは、
その関係に問題がない、と感じているってことですよね。

でも、無意識に関係の間にある問題を見ようとせずにうまく自分を騙して・誤魔化して
本当は存在するすれ違いを
存在しないことにしている可能性もある。

でも、そういうのって無意識に避けているから、そして避けるには理由があるから(問題に真っ向から取り組む心の準備が出来ていなかったり、エネルギーがなかったり)、なかなか修正しにくい、気づきにくいというメカニズムもある。

だから、いい関係だったはずなのに、どうして・・・
っていう事、繰り返し起こってしまうんだと思う。

自分だけでは気づきにくい。とても近しい第3者でも。何故ならそういう事を見抜くのに知識や経験がない、というのもあるけれど、近すぎる・バイアスをもって見てしまう、というのもある。
いままで大きなケンカや問題が勃発しなかったんだから、問題なかったはずだし、このままでも問題ないはず、と。

日本では、なかなかサイコセラピストに家族やrelationshipについて相談する、という発想がないけれど、実はとっても有効なものである。family counselorという資格がアメリカにはある。

音楽心理療法をやっていて言えるのは、セラピストとクライアントの関係でも、いい子ちゃんーうまく行ってる・ という思い込み・勘違いは起こりうる、ということ。
クライアントが私に素直な自分を言えない・出せない状態になっているかもしれない、もしそうだとしたら、何がそうさせているのか。信頼関係がとても大事なセラピストとクライアントの関係だけど、それが知らないうちに崩れそうになる事だってある。それを見落とさず、ちゃんと心のプロセスに組み込めることが出来るかどうか、というのはセラピストの力量にもよるし、ちゃんとスーパービジョンを定期的にうけて、セラピスト自身が自分をチェックしているかどうか、という事も関わってくる。
by totoatsuko | 2008-02-13 16:45 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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