人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

totoatsuko.exblog.jp ブログトップ

キャパシティーの配分が変化する時

キャパシティーの配分IIを書いていて、自分のエネルギーを投入する対象のバランスが変わる時というのは何時なのか、具体例を書いていなかったので、読んでいる人が自分の人生を振り返りながら、実体験に重ねながら文章をかみ砕けなかったかもしれない、と思い補足投稿。

例えば
主婦でハウスキーピング(家を整った状態に保つ・守る)・子育てにほとんど自分のアイデンティティーとエネルギーを投入して数十年暮したら、子供が恋愛をしたり、家を出て一人暮らしを始めたり、結婚したりして、もう自分を今までのように必要としてくれない時

例えば
パートナーを持ったり、家族をもったりして、自分の24時間が全て自分のために使えなくなった時。強い恋愛感情をもって、もう彼女・彼氏の事しか考えられなくなって嫌がおうにもエネルギー配分をかえざるを得なくなったとき。あるいは失恋したとき。離婚した時。死別したとき。

例えば
習い事や関わっている勉強会・サークルが増えて、どれかを犠牲(関わる時間やエネルギーを減らす)になくてはにっちもさっちも行かなくなる局面

例えば
任される仕事が増えたり、仕事がめちゃくちゃ楽しくなったりして、プライベートに時間もお金もエネルギーもかけられない状態に傾いていく時

例えば
幼稚園から小学校にあがって、宿題というものに初めて出会って、学校から帰った後の時間を全て遊びに費やすことが出来なくなった時


変化をするのは痛みを伴う事がよくある。
それは、変化する前の状態の自分が、変化しようとする形への抵抗をするから。
だって、それまでの自分が否定されたような気持ちになったりするから。
なんで今までOKだったのに、変化しなければいけないの?って。
頭で状況を把握し・分析し・なんらかの変化しなくてはならないと理解しても、頭が理屈を心に説明しても、心は理屈じゃないから、抵抗することってよくあるのだ。
例えばゴムの棒を曲げようとしたら、抵抗を感じるように。
もし、曲げようとする自分が木のように硬くて乾燥している状態だったら、無理やり曲げよう(変化しよう)としたら、ポキっと折れてしまって、それこそちょっと痛いどころではすまない、identity crisisに陥ってしまう。

自分のキャパシティーって変わるものだし、配分する対象も変わるもの。
注意を払っていなかったら簡単に見逃してしまうそのバランスの均衡・不均衡・

人生の節目・節目でうまくトランジション出来なかったり変容出来なかったら、あとあとまで心はそれをひきづって生きていく。

脱皮に失敗した蓑虫は蝶になることができず命を落としてしまう。
by totoatsuko | 2008-01-30 14:57 | Comments(0)
line

音楽療法士(GIM)のつれづれ


by totoatsuko
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite