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DV法 2回目の改正 I

DV(ドメスティック バイオレンス -家庭内暴力)に対する法が再び改正され今日施行された。
内閣府のページはこちら。
私は入ったお店のTVでたまたま知ったのだけど、
この改正は実際のDV加害者・被害者には届かない・知られにくいだろう、と思いながら帰宅後内閣府のページを開いてみたのだけど、やっぱりこっちも全然ヘルプフルなページではないな、という印象。

そして、この法改正 -何が変わったのか?
ここでは、出来るだけ分かりやすく話をすすめるため、細かい改正や法の内容については省略しますが、例えば:
加害者が相手に脅しの言葉(例えば「殺すぞ!」)やメールを送っただけでも、DVとして訴えることが出来(今までは実際体の暴力を加えて、その傷の証拠がなかったら裁判にもっていけなかった)DVが法廷で認められれば、加害者が被害者やその子供とメールや電話という間接的な方法での接触を行なうことも禁止することが出来る。

この改正、被害者の身の安全を高めるには少し貢献しているかもしれないが、加害者のための改正はない。

被害者の心理を考慮したら例えはすごく乱暴になってしまうけど、
DVの加害者は、自分の心の被害者である。

自分の心の闇にうずもれている怒り・悲しみに操られて(本人はそういう意識ではない)、暴力が止められない。言葉・体の暴力をかざすことでしか、毎日を送れず、そういう行為を繰り返し行なっても、最終的に心が満たされることは決してない。大事な人と心地よい信頼できる関係が築けない。常にひとりぼっちで、自分で自分を慰めることすら出来ない。
彼らだって、助けが必要なのだ。

例え、被害者を守るための法が改正されても、加害者の置かれている状態に変化がなければ、DVは決して減らない。これをやったら逮捕されるかもしれない、というのは加害者の行動を止めるのに本当に有効かどうかは疑問である。これまでの相手が法で遠ざけられたら、他の対象をすぐさま見つけだすから。そしてDV被害者も、DVで苦しみ続けていたにもかかわらず、無意識のうちに自分にDVを加える人を探してしまうパターンが多いから。
(続)
by totoatsuko | 2008-01-16 10:21 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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