謹賀新年

週があければ七草粥の日。
何十回とお正月を迎えたけれど、心に残るお正月っていくつあるだろうか?
小学生の時、半強制だった毎日の宿題の一つであった日記で、ある日書くことがなくて
「今日は平凡で何もない日だった」
というようなことを綴ったら、担任の先生が
「平凡な日が送れるって、とてもあり難いことなんですよ」
というコメントを返してくれた。
当時どう受け止めたかは覚えていないけれど、未だに思い出す、ということは先生の言葉がその時心に何か残したのだと思うのだけど、子供を育てるようになって、平凡で同じ事の繰り返しで単調だけど平和な時間が過ごせることの有り難さを時々かみしめる。
生活のベースが安定し、予期することが実際に起こる確信を持てるからこそ、
余計なことでぐらぐらすることなく日常の繰り返しから飛び出して挑戦する気力を紡ぎ出し、
クリエーティブな創造にはつきものの波乱万丈な過程に、
粘り強くエネルギーを注ぎ続けることができるのだと思う。
今年もよろしくおねがいします :」
by totoatsuko
| 2008-01-04 22:57
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