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make up

パーティーシーズン。
ちらほらと普段より濃い目なメイクと華やかな衣装をほどこした方たちをみかけてふと思った。
メイクを派手にしても、決していつもより「美しく」見えるとは限らない、と。

そもそも「美しい」って何?

雑誌でも、パーティー向けのメイクアドバイスが特集されたりしてるけど、その通りにやることで「モテ顔」や「癒し顔」になれると鵜呑みにして、鏡に写った自分を冷静に見るのを忘れたら、とんでもないマスク(仮面)をかぶって人ごみに入っていくことになる。

時々ご本人はそれに気づいていなさそうな怖ーいメイク してる人いますよね。
同時に 意図的にしてるんだろうなぁ という感じのゴスグロ カルチャーの装いと怖いメイク、それはそれで自然に見えます。

冬にはその気候に合わせて厚着をするように、環境に合わせてわたし達は洋服を選び皮膚の上に重ねる。
さらには、自分が存在する「場」にもあわせて、ドレスアップ(タキシード・ラメ入りドレス etc)・カジュアルダウン(ジーンズ・パジャマ etc)し、気分によって色合いも変わる。その「場」を共有するであろう相手との関係にも自分のチョイスは左右される。

どんな自分を演出したいのか、どういう風に自分をcover up したいのか。
そして、その選択は自分の深層心理のどういう意図を隠喩しているのか?
音楽療法セッションでのイメージや即興・描画は、そういうのがテキメン現れる。

雑誌や一般論にそのまま従うのではなく、
自分のinner voiceに耳をかたむけて自分のマスクや装いをチョイスし
鏡に写る出来上がった自分を、ホントにこんな風に自分を演出したい?
と問いかけてみるのも面白いかもしれない。
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by totoatsuko | 2007-12-20 09:26 | Comments(3)
Commented by mino at 2007-12-21 09:18 x
①愛枝です。いつも興味深く拝見させていただいております。この記事を拝見して、ふと日ごろから気になっていることを思い出したのでコメントさせていただこうと思いました。
「自分のinner voiceに耳を傾ける」という言葉、我々のような人の心の健康に関わっていく者にとってはとても自然なフレーズに聞こえて、そうだそうだと思い、実際にそうするところまでたどり着くと思うのですが、一度も心理学や心について真剣に考えたことがなかったり学んだことのない人にとって(世の中の多くの人がそうだと思うのですが)、「自分の心と対話する」、「自分の心に耳を傾ける」という言葉に対してどんなふうに反応するのかなと気になるときがあります。
Commented by mino at 2007-12-21 09:18 x
②続きです。慣れていないと、初めから自分で自分の心に耳を傾けるというのはなかなかむずかしいことのように思っていて、一歩踏み込んで心の中を覗いてみるというところまで一人では進めない人が周りにたくさんいるように思います。どうやって自分の心と対話していったらいいのか、ちょっとしたステップバイステップのような、具体的な方法を付け加えないと、上辺の発想(「パーティだ!かわいくなりたい!あ、雑誌にパーティメイク載ってる!これでキマリ☆」)を突き破ってちょっぴり深く心の中を覗いてみること(「このメイクで私のなりたい私に見えるのかな?この演出で、私自分を生かせている?」)はむずかしいのかなぁと感じる瞬間が私の日常には多々あり、ふと思い出したので、書かせていただきました。
Commented by totoatsuko at 2007-12-23 22:09
そうなんですね。inner voice/内なる声、と言われても「は?そんなもの存在するの?だとしたら一体どんなものなの? (きょとん)」 という方、多いのかもしれません。自分と向き合う、という以前に、向き合う自分がいる、という認識がないというか。

また「モテたい」「かわいい」と見られたい願望があるなら、自分らしいメイクをするより、流行を作り広める役割の雑誌が勧めるメイクで自分をカバーアップするほうが、万人ウケする・あるいは「積極的に嫌われない」方法なのかもしれない。これは、メイクだけではなく、立ち居振る舞い、考え方、着こなしにも通じる。自分の個性を消して、周りと同じように見える、流行に乗って自分を繕えば、とりあえず「今風にオシャレ」と見てもらえて、自分の個性(自分だけの長所・短所)を攻撃されない。 でも、その方法では唯一無二の自分の姿で勝負出来ないし、相手にも真の自分は伝わりにくいだろう、と思ったのでした。
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