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音楽療法士 という枠

音楽療法士 という枠_d0065558_9415814.jpg現在音楽療法士という資格を与えているのは、日本音楽療法協会で、この資格は国家資格ではない。国家資格化に向けて協会は頑張っているみたいだけど、なかなか一筋縄ではいかない模様。

国家資格になれば音楽療法士の正規勤務の就職率が上がるだろうか?
今は音楽療法を大学で専攻しても、雇う側に「音楽療法士」という枠がないから、病院や施設などでは事務・介護士など別の役職名で雇用され、勤務時間のちょっとを音楽療法活動に費やすことを許される、という状況も少なくいらしい。

折角音楽療法士の資格を持っているのに、勤務時間の大半はオムツ交換や食事の介助、あるいは書類の整理やコピーとり、では音楽療法士として成長しようとする意欲も下がってしまうだろう。

かといって、(毒舌承知で言うと)歌のお姉さんくらいの役割しかしない人(音楽療法士)に正規給料を払いたくない、というのも理解できる。いや、そもそも雇う側が音楽療法は歌のお姉さん以上の事が出来ると知らないし、だから期待もしていないし、だからそういう枠をわざわざ新規に作ろうと思わないのかもしれない。音楽療法士を一人雇うことで、利用者さんと患者さんの施設に対するイメージや満たされ度は格段に上がる上に、相当な医療費と人件費を実質的に大きく削減することが出来るというデータがアメリカでは沢山出ているのだけれど。。。

本当は、真剣に結果が出せる内容のセッションをやっていたら、他の業務をする時間も心と体のエネルギーも残らない位。NYのスローン・ケータリング(memorial slone-kattering cancer center)や ニューヨーク フォウンドリング ホスピタル(NY Fondling hospital)で活動している時は、一日が終わる頃には身も心もヘトヘトでした。あの頃は週3日勤務でいっぱいいっぱいだった。(残りの日も論文書いたり文献読んだりして張り詰めていた、というのもあるのでしょうけど)。激しい運動をするわけではないけれど、ものすごく神経を使うし、心的エネルギーも消費する。それは勿論クライアントの前で必死な姿をさらけ出しているからではなく、私の内面で起こっているエネルギー消費。

話を元に戻して
臨床心理士 という資格は国家資格ではないけれど、国立の病院でも臨床心理士の枠がある。その分野自体や・そこの認定士がちゃんと成熟しているかどうか?医学的にその効用が広く認められているかいないか、という点で大きな違いがあるからだろうか?

いずれにせよ、私はアメリカの音楽療法士・グリーフカウンセラー・霊気療法士の資格は持っているけれど、日本の機関で発行される資格は教職と車の免許しか持っていないので、肩書き的には音楽療法士としての正規就職のハードルは相当高い?(まだトライした事がないです)

私がある国立病院での音楽療法プログラムの導入の可能性についてそこの医師達と最初に話をしてから数年経ちますが、なかなか話がすすまず、中々アクションも起こらず。国の組織だということと、組織が大きいこと、そもそも音楽療法が何なのか知らない・あるいはあまりいいイメージがないのが大きな障害。もう他の民間経営の病院にあたってみようかな、と思う反面、国の最先端医療を提供している所で是非心の面でのサポート・音楽療法が根付いていって欲しい、という願いは捨てきれないで、まだ対話を繋げています。
by totoatsuko | 2007-12-05 17:13 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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