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絶対値

絶対値として自分を存在させることは難しい。
なぜなら、わたし達は関係の中に生きているから。

関係のなかで、こっちがいい、あちらはよくない、と比較されて、また自分自身が回りと自分を比較して、自分の姿を確かめる。多くの人に認められ、積極的に評価されたら背中を押された気持ちになって自分の意見や行動・生き方により自信がもてるし、マスコミや自分がオーソリティー(権威)と受け止めている人やコミュニティーに否定・批判されたら、自分の信念がぐらっとくる、腹がたったり、悲しくなったりする。

ほめられようと、
けなされようと、
なにをいわれようと関係なく、ぐらぐらせずに立っているなんて、不可能だ。

また、ぐらぐらしている時の状態というのは、非常に不安定で心地よいものではない。
だから、民意に周りの大多数の意見に すっ と体をすりよせて、風をかわす。それはもうほとんど無意識に、自己防衛として本能的に。

でも、すこし ぐらぐらしている状態に留まって、自分が何をその風の中で感じているか内省してみたら、次に自分がとるべきステップが見えてくるかもしれない。モラトリアムな時期は青年期だけのものではなく、日々の生活の中で時として現れ、自分を見つめなおす・脱皮する機会を与えてくれる。

例えば、着こなし。誰かに、その組み合わせは変だ、と言われて、ハイそうですか、ではなく、何故・どういう風に(意識的?無意識?それとも誰かの真似?)自分はその組み合わせを選んできたのか? 変と言われたけど、それは、言った人にとっては変に写っていたとしても、自分はやっぱり好きな組み合わせなのではないか?

書いていて思いだしたのは、ある人に「(その格好)変な若作り」と言われた時の自分の気持ち。
全然そんなつもりで身にまとった訳ではなかったので、言われた瞬間ものすごく腹がたった。あなたにそんなこと言われる筋合いないわ、これがどういう風に若作りなんだ、勝手に私の気持ちを憶測して決め付けないで!と。反面、人には私が若く見られたいと思って頑張ってるようにみられるんだろうか?そうだったら嫌だな。私は1歳でも若く見られたい的な願望はこれっぽっちも持っていないのに。

怒りと、疑問の間で揺れ動いて数日後
やっぱり、私はあのグリーンのボーダーシャツとこげ茶のパンツの組み合わせは好き。若作りしてる、と思う人がいたっていいわ、という場所に落ち着いた。

大衆の評価が、親しい人の99%の評価が自分の決断に批判的であったとしても、
自分が自分にとってその決断が間違っている可能性は、99%ではない。
第三者の一時的な視点はそう判断しただけで、彼らの評価だってものすごくぶれる。

誰かと比較して、ベターと判断された方に流れる、という能力も大事だけれど、
自分が Zeroなら、Zero
それは1より小さく0.9より大きい という見方ではなく
1でも、0.9でもない、0=Zero 特有の性質をそのまま肯定して生きれたら、と思う。
by totoatsuko | 2007-08-01 10:09 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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