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所有 or 傍観

所有 or 傍観_d0065558_51158.jpg私にとって本当に好きで好きで、なおかつ自分の手に入れたい(例えば、購入という手段で、例えば借用という形で)モノに出会うことは稀にしかない。例えば、お店、洋服やインテリアグッズ、アートワーク、そして人。しかも好きだと思うのと、それを自分のモノにしたいかどうかは また別の話。

自分の好きなものとの関わり方は人それぞれ、多種多様。
所有して、そのものが放つオーラを常に感じつつ、そのメンテナンスにも責任をもつのか、
いつもいつもそれに触れたり、眺めたりすることはできないが、そのメンテナンスという雑用もしなくていい。

例えば、絵画によっては個人に所有されて個人宅にぽつねんと 仰々しい保護をうけながら、主にその家の者だけと触れ合っているよりは、広い空間をもつ美術館にさりげなく、シリーズものの一部としてコンセプトのある展示の仕方をされ、より多くの人の心に何かを訴えかける方が、その絵の価値を生かせる場合だってある。

大好き!と思う人との関係も、恋人にするのか、友達にするのか、家族のような関係にするのか、いろんなかかわり方がある。

自分自身との関係だって同じ。いろんなパーソナリティーや役割をもつ自分に対して、いつも批判的であるのか、いつも支配的であるのか、それぞれが対等であるのか。多くの場合自分のShadow=影の部分(自分が好きでない側面、認めたくない側面)は、あたかもそんな側面を持っているとは他人に気づかれないように、理性で支配し心の奥底に押し込め隠す。でも、そこに、自分では認めたくない側面の自分からすこし距離をおいて「傍観」し、その存在を自分の遑しい所有物としてみることをやめると、自分自身のありかたが随分変わってくるはずだ。

認めたくないShadowの部分をコントロールすることをやめることはとても怖いことだけど、もしShadow自身に少しの自由を与える余裕と強さが出来たなら、shadowは新たなムーヴメントを自分の中で巻き起こし、心のダイナミックスを変えていくだろうし、結果的に人生観や生き方も変わっていく。

自分は自分の人生の所有者でもあり、そうでないともいえる。
そのどちらの感覚を自由に行き来し、楽しむことが出来るなら、もうすこし人生が、人付き合いが楽になるかもしれない。
by totoatsuko | 2007-06-20 22:11 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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