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離婚率を下げて欲しい!

離婚率を下げて欲しい!_d0065558_16194884.jpgこれも、小児科の先生とお話して言われた事。

子供が病気(長期的な治療が必要な深刻なもの)になると、日本の父親は及び腰になるのだそうだ。子供が病気になり、夫婦が真に新たなチャレンジに向かって向かい合わないといけなくなったとき、お互いの本性がむきだしになり、相手に絶望し、離婚という点に行き着く場合が多いのだそうだ。

この現象は、アメリカでも起こっているけれど、日本人カップルの方が離婚・別居という選択に行き着きやすいというのは、なんとなくその文化からして想像できる。

お金の問題、
病・命にたいして、どういう概念を抱いているのか、
子供に対する親としての自負、
どんな治療を選ぶのか、

今まで考えもしなかったような問いに直面させられる。
しかも、いままでのように逃げられない。逃げていても、心のどこかでシグナルはなり続けている。

「自分の子供が病気である」という事実だけで心的ストレスレベルは相当高くなっているのに、病気の子供と他の兄弟の世話で体力消耗も激しい。そこに夫婦の問題も付随してくるものだから、相当辛い心の状況に追い込まれる。

家事・育児すべてを24時間365日任されて、夫はたまにしかそれに関わらない、というのがデフォルトであれば、尚更のこと。健康な子供だったとしても、この任務は相当ヘビーなものなのに、関わっていないから分からない夫にとっては、子供が病になったところで、妻が体験している心と体への負担は想像を絶するものだろう。

かたや、病気になる前で手一杯、ギリギリ頑張れていた妻も、もうこれ以上はやっていられない、しかも、夫に理解して手伝ってもらえるよう説得するエネルギーも残っていない、そんな状態になっていくのは安易に想像できる。


アメリカではカップルセラピー というのも一般的なので、当然病気の子供をもったカップルへのサポートも用意されている。

「離婚率を下げてもらえませんかねー」とお医者さんにいわれて、
私は、カップルセラピストとしてのトレーニングを受けていないので,カップルセラピーは出来ないけれど、親 に個別対応して、あるいは親子・家族のグループセッションを通して、親子・夫婦間のコミュニケーションの風通しをよくするお手伝いはできるだろうし、それは離婚率を下げることにも繋がるかもしれない、と思ったのでした。

夫婦が嫌々夫婦という形を保つよりは、
離婚 という形で、家族の一人一人が幸せになれるのであれば、その方がいいと思うけれど、
もし 新しい夫婦・家族の形・関係がセラピーによって再構築できるのなら、その可能性を辛抱しながら探ってみるのも意味があると思う。
by totoatsuko | 2007-03-11 16:23 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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