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経営が改善したら雇います

経営が改善したら雇います_d0065558_9291827.jpg連休中に アメリカでチャイルドライフ スペシャリスト (子供ー青年の心のケアの専門)という資格をとって日本に帰ってこられた、
日本では看護婦さんの資格を持っている旧友と久々に会った。

日本に帰ってきてから、チャイルドライフ~ の知識と経験が生かせる就職先 (=病院)を色々あたっているのだが、ある病院長さんは、「今は経営状況がよくないから、それが改善されて、お金に余裕があったら雇わせてもらいたい」とおっしゃったとか。

でも、別にその病院に経営を改善する妙案があるわけではなく、
あるとしたら、有名なお医者さん(きっとお給料も高いはず)を引っ張ってきて、患者さんを呼び込むこと位なのだそうだ。

それを聞いて、その策・マインドではこれまでもそうだったように、永遠にこの病院に人は魅かれないだろう、と思った。どんなに「個人」の能力の高い医師がいても、院内のチームワーク、トータルケア、雰囲気の質がよくないと、患者さんの病院での「体験」に対するトータル満足度は上がらない。ああ、この病院を選んでよかった、とは思えない。

病院のケアは、問診や投薬、手術だけではない。手術が成功したって、その前後の病院スタッフの対応によっては、不信感が高まったり、回復も遅れたりする。体が弱っているからこそ、心のケアが大事になってくる。普段は気にしないような些細なことでも、心をいらつかせる、体の回復を遅らせる要因になりうる。

具体的な例でいえば、不必要な「鬱」も防げるし、「回復しよう」という体の動きを心が後押しできるし、病院のスタッフに対してむやみに不信感を募らせたり、怒りを覚えたりすることもなく、素直に不安な気持ちを彼らと共有し、それに対処してもらうことが出来る。

もし、この病院が チャイルドライフスペシャリスト という日本ではまだ知られていないけれど、アメリカの病院では当たり前のように配属されている人を設置し、子供の患者さん、その兄弟のケア、その子たちとどう接していいか悩んでいる親や看護婦さんの教育に院内で担当することが出来れば、それは、この病院の個性・ウリになり、患者さんがこの病院を選ぶ理由になる可能性があると思うのだけれど。

病は気から、なんてことわざもありますが、まだまだ病院の中では 心のケアが体の回復や、病院・医師・看護婦との信頼関係の構築に多大な役割を果たしている事を認識したり、それに対してお金を払おう、という意識は育っていないようで、とても残念です。
by totoatsuko | 2007-02-13 09:29 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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