人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

totoatsuko.exblog.jp ブログトップ

日米 自殺の数と理由

前述したミーティングで、アメリカで自殺の研究をしていたという方と話しをした。
彼が言うには、最近アメリカも自殺が増えていて、その理由は、深刻な鬱なのだそうだ。
自殺は鬱のどん底で起きることもあれば、
鬱からの回復期 -心にエネルギーが沸き、先が見え始めた頃にも起こる。
自分を殺すだけのエネルギーがはぐくまれる、そのエネルギーは、その後の本格的な回復に不可欠なものなのだが。

日本の自殺の理由は何なんだろうか?
精神科やサイコセラピーに行くのは 恥だ とか
自分はそこまで悪い状態じゃない、 という意識が
心の闇が自分を覆い征服しようとしているのを阻止できない理由なのか?

なんだかそれとは別の理由があるような気もする。
それは、自分が死ねば周りがハッピーになれる、というきわめて日本的な発想。
死をもって償う、というか。

高校の履修問題で教育関係者が自殺したけれど、生徒に謝る内容の遺書が残されていた。
しかし、この問題を作り出したのは彼ではないし、彼が死んだからって、何の解決にもならない。ただ、彼的には こんなことをしでかしてしまった自分はもう恥ずかしくて生きていられないとか、生徒に申し訳なくてあわせる顔がないとか、それまで持っていた自分のアイデンティティークライシスが起こったのかもしれない。それらが 鬱を引き起こしていたのかもしれないが、少なくとも長期的なものや病的なものではない。鬱だったから、というよりは、社会に顔向けできない、という羞恥心からの方が強い印象を私は感じた。

これは日本とアメリカのカルチャーの違いなのだろうか。
自殺大国の日本、死の魔力からもっと多くの日本人を救う手立てはないものか。
by totoatsuko | 2006-11-10 22:03 | 日々感じたこと | Comments(0)
line

音楽療法士(GIM)のつれづれ


by totoatsuko
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite