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幸福論

今日は 先日パネルディスカッションのパネルを共にした 陽明学の権威 吉田 公平先生と
たわいもないお喋りをしてきた。

分野は全く違う方なのだが、ざっくばらんに話ができた。

そこで、ひとつ心に残っているのは
彼が、幸福論 みたいなのを歴史の観点から書きたい、とおっしゃっていたこと。

何が幸福なのかよく分からない現代、
エッセイとしての幸福論は世に沢山出ているけれど、
歴史のなかの人物や哲学には、どのような「幸福」の価値が、感じ方が存在したか吟味する試み。なかなか面白そうだ。


ボストンにいた頃、ハーバードビジネススクールの学生達や、招待されたスピーカー(いわゆる社会での成功者、お金持ち、大きな資本をもつ会社のトップ)、教授たちが、しきりにワーク ライフバランス について話をしていた。

日本には ワークライイフバランス なんて概念・言葉が存在しないが、、、
日本よりは資本主義が進んでいるアメリカにおいて、どんなにお金をもうけても(アメリカのお金持ちは日本のそれとケタが違う)、どんなに物に満たされても、名誉を持っても、個人的な人間のレベルで満たされない人が沢山いる現象から、ワークライフバランス なる物が 社会の成功者・成功者の卵の間でまじめに語られているのだろう。仕事で満たされる自分の人生と、プライベートで充実する人生のバランス。

それと比べると、まだまだ日本は
お金をもうけることとか、物質的に満たされるとか、社会における地位とかを得ることが、人生を幸福に感じる、あるいは「勝ち組」となる 大事な手段である、と考えられているような気がする。家族と時間を過ごすこととか、自分の趣味やぼーっとする時間を充実させることが、人生の成功のKeyだとはあまり思われていない。

お金をもうけることが、名誉を得ることが、物を買うことが 悪だ といっているのでは決してない。
ただ、社会におけるステータス、社会の中で生きる自分の人生以外に、
自分の中心に近い、自分という ただここに存在している個としてのの幸せの探求や、
個としての自分と社会で生きる自分を同じように重要だととらえる意識が、日本人の中では、まだ 多く起こっていないと感じるのだ。

幸福論 - 私が感じるものを短く言えば、
自分自身の心が、心から幸福だと、満たされていると、
心が、自分がありのままの姿で人生を歩いていけることではないか、と思うが、
ここで言い切れない思いは様々だ。
by totoatsuko | 2006-10-28 22:48 | 日々感じたこと | Comments(0)
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