人にいわれたって、、、

ある人は親身になって、
ある人は親身な振りをして適当なアドバイスをする。
ある人は、一緒に真剣になって考えてあげたのに自分のアドバイスを無視した、と怒る。
しかしアドバイスを求めたから、そのアドバイスに従わないといけない、というルールは何処にも無いし、アドバイスをくれた人に対して、それに従わないことに対する罪悪感を感じる必然性も無い。(感じてしまうのなら、それはそれでしょうがないし、否定する必要も無いが。)
この人生を生きているのは、自分なのだ。
「この人の事をとても大切に思っているから、転ばぬ先の杖、と思い色々助言してあげているのに、何故耳を貸そうとしていないのか?」と怒る人がいたが、それは筋違いというものだ。
その人はきっと、この怒っている人の助言は耳に入っているのだ。
ただ、この助言者の価値観と自分のそれがしっくりこないから、それを積極的に意思決定に織り込まないだけ。助言者を無視しているわけでも、助言の内容を意味ないものとみなしているわけではない。
それに、転んでみないと、転んだ時の痛みを感じることは出来ない。痛みを知らないなんて、人生もったいない。それに、もしかしたら助言者が転んだ状況を、本人はいとも簡単に乗り越えるかもしれないのだ。
結局、この人生を生きているのは自分だし、決定を下すのは自分。例え無意識の決定でも。それが本当の自分が求めているものに近い決定になるか、周りの状況をうかがって、周りも一緒にハッピーになれる自分の個の欲求よりも周囲との調和に重点をおいた決定をする事もある。
どちらが良いか悪いか、という議論は意味をなさない。
それよりも、本当に自分が納得して決定出来ているか、あるいは納得した振りをして自分で自分の心を騙すのではなく、納得していない自分を認めてあげながら、色んな意思決定をしていけるか、という事が大事だと思う。生きてると、自分の思うように行かないことは、いっぱいある。しょうがない。ただ、思うように行かないことに対して不満を感じている自分を欺いたり、無視したり、心のどこかに押し込むだけではなくて、その声に耳を傾ける機会を自分で自分のためにつくってあげたらどうだろう?
どうやるのかって?
一人でやるのは、ものすごい感情が出てきてしまうかもしれないから、躊躇してしまうかもしれないけれど、例えば、心の声を色にしてみたり、踊りにしてみたり、発声してみるといい・
そして、出てきたものを見たり、録音して再生して、どんなメッセージが込められているか、一歩引いて 感じてみたり、対話をしてみてはどうだろう。
by totoatsuko
| 2006-10-20 12:03
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Comments(1)

今日のメッセージはまるで自分に言われているようで、あまりにもタイムリーな言葉が書いてあったのでびっくりしました。
この人生を生きているのは、自分なのですよね。
背中を押してもらったようで、心強くなりました。
感謝です。
この人生を生きているのは、自分なのですよね。
背中を押してもらったようで、心強くなりました。
感謝です。
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