アダルト チルドレン

ヨーロッパ中世では、子供を 今のわたし達がもつ「子供」という認識がなかった、と
八頭身の子供が描かれている中世画を前にして先生が説明していたのを思い出した。
大きな衝撃として、その事実を受け入れて、まじまじと絵の中の子供を見入ったのを覚えている。
(もう少し詳しい時代や、作品例をここで出せるとよいので、これからあの時の資料が残っているか調べてみます)
子供は大人と同じ人間だけれども、
子供は随分大人の心理状態と、心理的ニーズは違うのだが。
子供なのに、子供として扱ってもらえない、なんて すごく辛い。
そこで、アダルトチルドレンという言葉を思い出した。
子供のときに、ちゃんとその成長過程に必要な愛情や、スキンシップ、支えを経験できなかった人が、子供なのだけど色んな子供的な欲求とかを押さえ込んで、大人のように振る舞い、あまえられない時期を子供時代に過ごした結果、アダルトチルドレン という言葉に説明されるようなタイプの性格や振る舞いをするようになる、というものなのだが。
(続く。)
by totoatsuko
| 2006-10-12 13:55
| 日々感じたこと
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