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体にいいもの

この間プールの更衣室でおばちゃんたちが
「キャベツ食べなきゃ。キャベツは体にいいらしいわよ。」
「ああ、みたみた、TVで今朝いってたでしょ。でもさっき八百屋いったら売り切れだったわ。みんなよく知ってるのねぇ」

と話しているのを聞いた。

また
「バナナは、黒い点々が出てから食べないと、意味ないらしいわよ。あれが出ると発がん性物質を抑えてくれるんだって。」
「ふーん、そうなんだ。それをいうなら、毎日コーヒーを5杯以上飲むのも癌の予防にいいそうよ。」
なんて会話も聞こえてくる。

子供のときから思っていたけれど、どうして日本人ってTVや雑誌で取り上げられたことにすぐ飛びついたり、信じきったりして、一時的に入れ込むんだろう?日にちがたてば、そんなものにはまっていたことすら忘れ、次のマイブームに入れ込んでる。
食べ物には、どの食品にも何らかの成分が含まれているのだ。キャベツやバナナが万能選手じゃない。それに食べ方によって、季節によって、その成分は変わってしまうのだ。

例えば、更衣室の人気者だったキャベツ。その成分は熱が加えられると壊れやすいものが多いから生で食べるほうがいい、と言っても、生の状態では陰性なので体を冷やす。食事は、陰と陽のバランスをうまくとり中庸に近い食べ合わせが体にいいといわれているけれど、キャベツだけ食べたんじゃぁ、陰陽のバランスを崩す。そんなのちょっと考えたら分かるでしょう?

TVや雑誌の勧めるとおりに買い物したり行動するのは、自分で考えなくていいし責任を持たなくていいし、みんないいっていってるから、っていう変な後押しを感じるから、その方向に流されてしまうのかもしれないけど、ちょっとまってよ、って言いたい。

大のオトナが、どうしてもっと全体像をみながら判断できないのだろうか?
まねっこしたって、自分の身にはならない。まぁ、ならなくてもいいと思っているのか、そもそもそんなこと考えてないのが多数なのか。なにせ流行に乗ることや大多数のグループの一員になることは、日本の社会を生きる抜く大事な手段だから。

転職だってそう。コンサルタントが流行ってるからとか、外資系のほうが給料いいからとか、起業したほうがカッコイイからとか。

結婚だってそう。そろそろ適齢期だからとか、周りがうるさいからとか、付き合ってる相手の押しがつよいからとか。

洋服だってそう。今年はエレガント系が流行ってるとか、ボーイッシュな髪形がいいとか、長めニットがイチオシとか。

そうそう、かなり昔の話になるけれど、消費税を初めて導入しようというとき、土井たか子がおばちゃんたちを味方につけて、大反対してたんだけど、財布の中に小銭が増えるのはめんどうだから反対、って言ってるおばちゃんが一杯いて、子供ながらに???と思ってしまった。全然論点が違うじゃない、財政・税制の話してるんだよ、と。


人がどういおうと、自分の感性のほうが自分にとって正しいはずだ。
自分がどう感じてるのか、どうしたいのか分からない人が多いから、TVや雑誌がハヤリをつくってあげてるのだろうか?

自分のライフスタイルがどんなで、いま体や心は何を求めているのか相談していれば、朝のワイドショーで言ってることとか、カリスマ美容師がなんと言おうと、医学博士のオススメ食品が何であろうと、それらは自分の知識の補填や意思決定の参考にはなるけれど、鵜呑みして、みんなでキャベツをおっかける、なんてことにはならないはずなんだ。

もうちょっと頭つかおうよ、自分と話しようよ、すぐ飛びつくんじゃなくて、人の話鵜呑みにするんじゃなくて。
by totoatsuko | 2006-10-05 22:05 | 日々感じたこと | Comments(0)
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