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創作和太鼓演奏

学会 2日目の朝は、仙台を拠点に活動する和太鼓と笛のグループによるパフォーマンスがあった。この学術大会の大会長が開催大学の作曲の教授だったことから、彼が作曲した、ピアノと和太鼓の曲を3曲、それから、そのグループ(口頭で説明されたけれど、残念ながら聞き取れなかった。こういう事こそ、大会の抄録でちゃんと表記して欲しいのだけど)オリジナル4曲を披露してくれた。

グループオリジナルの曲は、どれも素晴らしいエネルギーが音となってひろがり、心を打たれた。和太鼓は、牛の皮(メスは絹、オスまたはホルスタインは木綿に例える)を鋲や紐、タンパックル等で張りとめてつくられ、撥(ばち)と呼ばれる木の棒で皮を叩いて演奏される。 皮には基本的に数回の出産を経た雌牛が最良とされるが、大きなものでは、雄牛の皮が利用されることもあるそうだ。

人間だと、数回出産するとたるんじゃうけど、牛はどうなんだろう?そのたるみが、あるいは、生命を内包しはぐくんだ皮というのは、なにか格別のものがあるのだろうか?

太鼓を叩いている人の表情は、時に怒っているようにも見え、太鼓を通じて、牛が、いや生命が魂の振動を爆発させているように感じたりもした。

そんな張り詰めた高揚の中で演奏が終わると、拍手大喝采。
そのあと、「このまま終わるというわけにもいきませんから、私とピアノの教授によるNHKなどでよく演奏されるドボルザークの連弾曲を連弾します。」と大会長。

なんでそうなるの~??(ガクッ)
どこがどうなって、このまま終われないのか、全く理解できない~。
わたしは、あの生命の躍動感にまだ身震いしているのをぶち壊されたくなくてその場を脱出したかったのですが、いかんせん舞台から2列目の真ん中に陣取って周りを埋められていたので身動きとれず。。。

あくまでも、予定道理自分がピアノ演奏しないと気がすまないその感覚、
よくわかりませんでした。

あーー、和太鼓と笛はよかったのに!
by totoatsuko | 2006-08-28 21:33 | 日々感じたこと | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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