Therapeutic agency

グループメンバー一人一人が各グループメンバーのヒーリングあるいは変化のプロセスを促進・補助する可能性を秘めているのだ。
例えば
HIVの人たちのためのサポートグループ
家族を自殺でなくした人たちのためのサポートグループ
シングルペアレントのグループ
セラピストのためのグループスーパービジョン
自分探しをしている人たちのグループ、など
グループリーダーの大事な役割の一つは、グループが持っている相互補佐の機能が機能するようグループを回すこと。
「グループ」と一概に言っても、様々な性格・ダイナミックスをそれぞれ持っている。日によっても、その性格は変わってくる。放っておいてもお互いが助け合うグループもあれば、リーダーのガイドが大きく必要なグループもある。
施設でグループを組む時は、グループセッションの目的に応じて、注意深い人選が大事だし、
もし選べなくて、全く異なる基準で分けられたグループをそのまま渡されたなら、グループリーダーは、一体そのグループメンバーの間で何が共通なのか、何が一緒に出来て、何が出来ないのか、どういう目的に向ってこのグループは走り始めるのか、じっくり考える必要がある。
by totoatsuko
| 2006-05-29 12:27
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