今 中華文化圏にいる人は新年真っ最中。
日本も旧暦を使っている時は、この時期に新年のお祝いをしていました。
赤と金色のデコレーションがそこかしこ。
Astorology(占星術)によれば、去年の12月末に200年ほどつづいた”土の時代”(物質主義)から風の時代(情報や共有する精神)の時代にシフトしたとか。
確かにいろんな変化の風が吹き荒れ、じかんはかかるでしょうけれどもいい方向にパラダイムシフトが起きていくのでしょう。土の感覚で長く生きていきた私たちは変化を求められ、風の時代に生まれてきた子供達が人工の大半を占めるまでには、いまとは全く違う価値観が社会制度などが一般的になっているのだと思います。
Astorology、すこし学んでみて思ったのは、そうは言っても、日本のように”占い”みたいな位置付けで物販販売のネタにされてるような状況のもと、〜〜なんだって〜という世間話のネタで終わってしまうな、ということ。ユングが提唱した夢についての扱われ方と似ている。夢は無意識からのメッセージや説明であり、その夢との関係性を掘り下げていくことで自己成長やHealingが起こるのだが、「夢診断」というものに置き換えられて、ネット検索したら、空飛ぶ夢見たらもういう意味なんだって〜、という感覚で使われているうちは、はその深淵からは程遠いところにいる。Astorology という学問、ユングの学問は、自分がしらない感覚を呼び覚ますことができるものなのだが、その学問がもつ叡智を使って”自分で自分の中を深く旅し、そのある意味特異な角度から自分と対話し今抱えている問題に変容をもたらすことができること”が、風の時代には認識されていくのだろうか。