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家族という密室でまかり通るルール

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毒親サバイバル
という本が今年8月に出版されました。

自分の親を愛さなくてもいいんだ、許せなくても当然なんだ、そう思わせてくれるエピソードたち。

この本は、なんだか子ども時代辛かったな、
自分にとって大事だと思ってる人との関係がいつもうまくいかないな、ヘルシーじゃないんじゃないかな、

と思っている人には、そこから自由になるために自分が今の自分に何をしてあげたらいいか
道が拓けてくる感じを感じさせてくれるかもしれない、と思いました。


子どもは、自分の家庭がある意味全てであり基準だと無意識に位置付けして子ども時代を生きるので
自分の親が毒親であるかどうか、なんて考えることは稀です。
たとえ、親に殴られて、怒鳴られて、辛くて、ビクビクしてても、
お風呂もろくに入れなかったり、ご飯もろくに提供してもらえなくても、その世界しか知らなかったら、そういうものだ、と子どもは思う。
もちろん、貧しい国の貧しい家庭で育児放棄や虐待をしていなくて、ただ、習慣として、その土地の基準として、お風呂に毎日入らない、とか、食事の支度のされ方や内容が他の国の文化と違う、ということはありますが、、、それとこれは別の話。

田舎のクローズドな地域で生まれ育って
ネットにもアクセスできなくて、親や親戚、その地域の大人だけが情報源だったら
嫌なことが起きても、人生そんなもんだ、という大人しか周りにいなくて、
しかも、その地域から出て生きる、という選択肢も概念も持ってい人な感じ。

あるいは、例えば、スポーツ界の暴力
いい選手になるには暴力的なコーチングでないと選手を奮い立たせられないのが当たり前。
性的アビュースも当然応じないといけないもの。それは、自分が大事に思われてるからされてること、と自分に思い込ませるし、その理論がその世界ではまかり通っている。
そもそも、それが暴力、とか、アビュース、とかとは、双方が認識していない場合が多い。

自分が毒親のもとで育ってきたか
自分が毒親をやっているか

それは、自分ではなかなか気づくことができないかもしれません。

立ち止まって自分や自分と親、自分と子ども、を見つめてみるとき、(まず立ち止まろうと思うかどうか、のところにハードルがあると思いますが)
自分の家庭では当然だと思われたことが、自分の生きづらさや 人との関係を築く時に影響を与えているかいないか
というのは判断基準の一つになると思います。

自分が無力であるかのようにに感じさせる関係を自分で選んでいないか?
自己嫌悪になるような行動を繰り返していないか?

気づいてから、本質的に子どもの頃の経験から自由になるには長い道のりがある。
けれど、その生きづらさを生み出し続けている根源から自分で自分を解き放つこと、
どこにどう囚われているのか気づき、それらの鎖を断ち切ることは可能だと思います。




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by totoatsuko | 2018-10-07 22:48 | Comments(0)
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