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離島の美しさと醜さと

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離島に行きました。
海も川も山も綺麗。
ただの島、ではなく、隔離されているからこその、ハイシーズンにもかかわらずポピュラーな島に比べれば圧倒的に少ない観光客。

知り合いがいなければ、ツアー会社のプログラムに参加して、少人数で自然を満喫。
知り合いがいれば、ツアーで行かない所、人に会わないで自然をプライベート仕様で楽しませてもらえたり
地元の人々の生活に少しばかり紛れ込んで、時間を過ごすことができる。

暮らすように旅することで、観光で旅するのとは全く異なる体験をする。

そして、わたしは、気がつけば 時代は昭和か!?というような、男性達のさりげないセクハラ発言が入り乱れる会話の対象になっていた。
容姿についてや、何かとシモネタなコメント。
おいしいもの食べさせてあげるから、〜に連れてってあげるから、と私の要望関係なく、半ば強引な誘い。

都会暮らしが長く、metoo ムーヴメントに共感している私にはあまりにショックで
同年代の都会から移住して来ている女性に小言を言ったら
私が神経質すぎる、とか、西洋化されすぎてる、とか、男性ってそういうものよ、というか、その発言には私が思ってるような深い意味はないんだよ
という反応。

そんな言葉言われて 不快じゃないの? と尋ねても
そうでもないらしい感じの返事。

そんな人たちにでも ”かわいいね” と言われたら、むしろ嬉しかったりする、と。

彼女達と話していたら、うわ、生理的に本当に嫌だ、と思ってる自分が、ナイーブすぎる人間のように感じそうになったりしたけれど
これが、まさにここ40年50年、女性が社会に進出し始めて、セクハラをされても声をあげられなかった女性達の心境なのだろう、我に帰った。

女性が女性の味方になれず、嫌だ、と言えば、生意気な女だ、と女性からも男性からもハブられたり、虐められたりする ”空気”。
それはごく限定的な小さなコミュニテイでの会話だったが、たまたまこのど真ん中に一瞬でも使っていたら、それが”常識”のように感じられ
ここだけ特別で、自分が属していた世界とは全く違う、という感覚を一瞬でも忘れてしまっていた。

空気って怖い。

自分が心地よくない空気を吸い続けることを自分に強いたら、自分の感覚がおかしくなって自分を見失う。

離島の人間の手がまだあまり入っていない自然は美しかったけれど
世界的に起こっている、人権や環境問題に対する”常識”の変容” からも 全く隔離されている島の一部の人たちの感覚には危険を感じた。

都会の感覚が入れば、資本も入り、人の意識も変わるかもしれないけれど、自然破壊が起きる。
手が入らなければ、昔ながらの良くも悪くもあるものがそのまま残り、人の世界観も閉じたまま。
離島の美しさと醜さと、、、
いいとこ取りができたらいいのに。





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by totoatsuko | 2018-07-17 18:29 | Comments(0)
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