
森美術館の日本の建築展に行きました。
日本が画一的、というのは一般論にすぎない、と思わせるような
のびのびと個のユニークさを育み生き方にも仕事にも投影している日本人たちのワークを建築展で触れました。
その建築家たちは、”卓越していたから”、潰されなかったのか?
打たれても跳ね返すだけの強さとしなやかさを持っていたのか?
みんなと違いすぎれば、
相違を嫌い、協調性を何よりも求める空気に潰されることなく、
その資質が尊重され、その才能が日本文化の発展に貢献し、社会全体の常識を書き換え、
世界に誇るものを確立することができたのか?
穏便であること、和を保つこと、空気を読むこと、自分を押し殺すこと が大事だ、という空気がある日本で
個が無理をせず、自分に嘘をつかず、お互いを尊重しながら生きるようになれるには 何が必要なんだろう?