人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

totoatsuko.exblog.jp ブログトップ

キャンサー ペアレンツ

キャンサー ペアレンツ_d0065558_12291036.jpg死を待つ生活を送ること 

という親でありながら癌になった方達が書いているエッセイを集めたサイト。


私はいつも ”死” にまつわるストーリーに魅かれている。

死が持つそれぞれの人にとっての意味や影響は計り知れない。

そこには、どうすることもできない人の気持ちのあがき、醜さ、美しさが交錯し、凝縮する。


子どもを育てる癌宣告を受けた親たちのストーリーは人ごととは思えない。


私だっていつ病気になるかわからない。

それをリアルに実感していればいるほど、今日があることに感謝する、

たとえ、いまこの瞬間は健康に何も心配がない状態でも。


そしてまた、死に直面している人とその家族との音楽療法士としての仕事にも誇りを感じる。

本人にとっても家族にとっても、とても特別で忘れることのない

「生きている、という感覚と、終わりが近づいている感覚が自分の中でリアルに同居しているのを感じている時期」なのだ。その2度とない特別な時間が流れている時に、その人の人生の意味を共に振り返る作業、家族の形を確認する作業をセラピストとして一緒に行い、大きな人生の幕を閉じる、その閉じ方を主体的に本人が決めていく手助けをする仕事は、私の心の深い深いところを使ってとても特別なつながりをその人たちの命と築く。


自分の力ではどうしようもない自らの死の足音が身近に感じられれば感じるほどに、生が輝いて感じられる。

辛いことに耐えられなくて自殺願望をもっているときの死の色合い、生の色合いとは、また別物だ。


死は未知なるもので、一度しか経験できない、一度しかこの命をこの体では生きることができないのと同じように。


死に対して拒否反応を示し、たとえ他人事でも話したがらない人も多い。
何故自分はそういう感情反応をするのか、専門家と一緒に深く自分と対話してみると、生きていることに対して新しい感覚に出会うかもしれない。



by totoatsuko | 2017-12-16 12:47 | Comments(0)
line

音楽療法士(GIM)のつれづれ


by totoatsuko
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite