数字

昨日の ボストン日本人交流会でのプレゼン後 ききに来てくださった方々と話して 改めて 考えさせられたこと、
[前半の講演者、岩瀬さんのブログは こちら ]
数字
音楽療法を効果を第三者に理解・納得してもらうためには
数字がないと、なかなか難しい。
かたや、「こころ」を 計るなんて、出来ないんじゃないか、
という意見も。
日本の音楽療法学会の学術大会では、数字を出した研究発表が沢山あったようですが、
数字を出す方法論がクライアントに音楽療法として効果をもたらしているのかはっきりしない、
出てきた数字も、何を証明したいのかよく分からない、そんな未熟な状態のようです。
アメリカでは、例えば 今私がすぐ思い出せるものは
音楽療法を受けた入院患者さんと、そうでない患者さんを比べたら、音楽療法を受けた患者さんの方が入院日数が減った
未熟児で生まれた赤ちゃんに、子守唄を使った音楽療法を実施したら、それを体験したグループの方が体重増加が早かった
という数字があります。
私も、意味のあるリサーチの実施と発表の重要性を痛感しているところ。
これからの課題です。
リサーチ、一緒にやってくださる方、メンター、募集中です。
本当にリサーチについて何も知らない人のためにお勧めの一冊だと、友人が教えてくれました。
「統計解析なんかこわくない データ整理から学会発表まで」
出版社 : 医学書院 著者名 : 著 田久 浩志
参考までに。
