たわいもないことに一見きこえるかもしれないけれど
笑いながら伝えてくれました。
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これらの、一見たわいもないようなこと、
言葉上では、一人でも簡単にできそうなこと、
でも、ここでのプロセスは、ほんとうに意味深い、他では出来ない、心の果てしない旅だった。
最初に出会ったとき、「大体、何セッション位したらいいんでしょうか?」
と、尋ねた自分がなつかしいです。
自分の心の奥深さの可能性を知った今、その質問が意味をなさないことが分かります。
結果をいつも追い求めていて、そのプロセスに価値を見出すことができていなかった、できれば経過の過程をすっ飛ばして、ショートカットで手に入れたい、という生き方をしていた自分が、その言葉に見え隠れしている感じがします。
何セッションやったって、自分自身を隅々まで知ることはできないし、
ましてや、セッションを始める前に、他人であるセラピストが、何セッションやったらどうなる、
なんて分かるはずがないですよね。
ひと それぞれ 歩くテンポが違うのだから。