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聞きたくない話

聞きたくない話_d0065558_975733.jpg日本の戦時中の生活の辛さの話、戦場での出来事の話、日本だけじゃない、世界中にも、奴隷と連れてこられて、奴隷として扱われた人々の記録を展示する美術館やその出来事を風化させないためのメモリアルな場所が沢山ある。

それらの話を聞くことで とても絶望的な気持ちにさせられるから 
聞きたくない気持ちになる事もあると思う。
そんな記録は嘘だ と 目の前に提示されたものを否定する反応をするかもしれない。

それは、どうしてなのだろう?
自分の悲しみや怒りと向かい合ったことがないから、
そういう物に触れる事で自分が飲み込まれそうになって怖いのか?

向かい合いたくない、 という理由は、自分の中にある。

ただ、何が起こったか知らずにいたら 無関心でいたら 避け続けていたら
過去に起こった”重大な出来事” からは私たちは何も学べなくて
また同じ過ちを繰り返していしまうんじゃないかな。

事実、繰り返してる。

それでいいんだろうか?
自分の闇と向かい合わないことで、さらに自分で気づかづに闇を創造しつづけ、
悲しみや怒りを生み、自分で抱えきれない自分の闇を さらに大きくしていっても、いいんだろうか?

ワタリウム美術館で Don't follow the wind という展覧会が行われている。
サイトに埋め込まれているアーティストやキュレーターたちの映像は30分くらいあるけれど、考えさせられる。


色々と思う事があるけれど、その一つは
アート と 日常の思考の間には ものすごい解離があるのかもしれない、
という事だった。


感情とか、思考とかの構造、今社会で起きていることの現象
社会や国家、世界、という共同体?の中で決められていく全体的な方向性
そんな 目に見えないけれど確実に起こっている事を アートは確実にとらえ 表現している。

でも、日常、日々の生活の価値観の中に 
そういう物で表現されるような事を組み込ませて生きるのは 
アートを制作する時に主に使うような 研ぎ澄まされた感覚 当事者感覚と客観性の同居みたいな感覚は
いまの社会の感覚の中で生きぬくには、易しいことではない場合が多いのかもしれない。

どこかで いまこの瞬間も 爆弾の音を聞いて逃げ回っている人がいる感覚を身近に感じながら
自分の生活を送る感覚。自分はあちらの地域に生まれてくる赤ん坊だったかもしれないし、
心をなくした戦闘員になっていたかもしれないし、虐待の被害者や加害者だったかもしれない。

私は日本人として生まれて 今日本に住んでいて この命を生きているだけなのだ。
聞きたくない話を聞かなくて生きる選択もあるし、そうでない選択もある。






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by totoatsuko | 2015-10-15 09:31 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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