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積極的平和主義者の講演リポート から感じる事 2

積極的平和主義者の講演リポート から感じる事 2_d0065558_1526139.jpg この件を心の構造に例えながら、心の事を書いてみよう、と始めた投稿でしたが
時間がたってくると、なんだか回りくどい解説のような気がしてきたので
以下、知人の講演内容で、もし紙に書かれていたら蛍光ペンでラインを入れていたであろう部分を
私の忘備録代わりに抜粋・陳列します。


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戦争を避けるには、戦争に至る対立(conflict)を無くさねばならない。
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1958年に設立されたECは、北東アジアのモデルとなる。
当時のヨーロッパ各国は、現在の北東アジア各国よりずっとずっと激しく対立していた。
6か国から始まったECは28か国となり、戦争は考えられなくなった。

軍事力で対立は解決しない。
***

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北東アジア共同体では、1国1票制とする。
多国間の話し合いで合意をとる。
その方が2国で話すよりよい決定ができる。

これが積極的平和主義の方法。
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それから対立の調停(mediation)について説明したい。
それには4つのことを繰り返す。

縦横の座標軸を想定し、
縦軸を未来(future)と過去(past)、
横軸を否定(negative)と肯定(positive)とする。

この座標軸の「肯定的な未来」の領域を1とする。
1の領域では、どんな北東アジアが望ましいか?
といった質問ができる。
そしたら、徳川時代の日本は鎖国で干渉してこなかったから、
あれが良かったという意見も出るかもしれない。

「否定的な過去」の領域を2とする。
2の領域では、過去に嫌だったことが戦争の記憶とか、
山ほど出てくる。

「肯定的な過去」の領域を3とする。
過去に良かったこと。
このように言うことは許されていないが、
例えば大東亜共栄圏は良かったという意見があるかも。
あれは西洋によるアジアの支配とは異なるものだったと。
アジアはその後、日本を越えるような経済成長を遂げた。
中国は日本から学んだとは決して言わない。
シンガポールから学んだことになっている。
でも本当は日本から学んでいる。

「否定的な将来」の領域を4とする。
つまり最悪のシナリオということ。
日本にとっての最悪のシナリオは中国が尖閣と沖縄を占拠すること。
中国にとっては、アメリカが中国を攻撃すること。
アメリカが攻撃といっても核兵器は実際には日本から発射される。

そしてまた1番に戻る。
これを何度かやる。
千回くらい繰り返す。

NGOトランセンド(https://www.transcend.org/)では
この方法で35の対立を解決してきた。
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領土は所有権だけが大事なんじゃない。
どう使うかが大事。

ISが敵だという前に、ISについて、イスラムについて学ぶこと。
自衛隊は法改正で参戦することになるだろう。
でも専守防衛ならいいんじゃないのかとか、自分で考える。

いきなり国際的な対立の解決はできないんだから、
学校とかいろんなところで問題解決をやってみる。
いじめとか、夫婦や恋人など、人間関係の問題とか。

トランセンドでは、国際問題から
幼稚園児によるクマのぬいぐるみの取り合いまで、
様々な対立の調停について研修も行っている。

幼稚園児がこのぬいぐるみは自分のものだ!と主張して
ぬいぐるみの取り合いをしたら、
その調停には、決して怒らないこと。
静かな落ち着いた声で、
ここではそんな大声出したらいけないと言う。

そしてどうして君のって言うの?と意見を聞いてあげる。
その上で、違うよ、君のじゃないよ。
幼稚園のもの、みんなのものだよ、と説明する。
***

***
平和というのは戦争が無いことを言うのかと思った。
でもそうではないと分かった。
平和は戦争が無いということではなく、
みんなが自己実現できる社会だと考えるようになった。
***

引用終わり。

平和、を 心がいい状態、 という言葉に置き換え、
みんな、 をいろんなパーツの自分、という言葉に置き換えたら・・・・

心が穏やかな状態、というのは、心が葛藤していない状態の事を言うのかと
その昔 心理の事を勉強し始めるはるか前に思っていた。

でも、心の穏やかさ、というのはそういうものではなくて、
自分の中のいろんな自分 (個人として、家族の一員、組織、地域、社会の一員として)が共生し 
それぞれのパーツが自信をもってそのパーツを生きる事ができる状態、だと今は感じている。

ある若者が、平和を祈って、意味がないんじゃないかと思いながらも、自転車で日本を回る、
という活動を通して感じた事を話していて、以下のフレーズが出てきた。

”平和は戦争が無いということではなく、みんなが自己実現できる社会だと考えるようになった。”
この言葉は、私にとってとても印象的でした。

私は、私自身が積極的に何か行動を起こさなくても、戦争の危険を感じず生きてくることが出来ました。

平和であること、殺し合う戦争をしないこと、は、
私にとって、空気のようにあたりまえの事でした。

でも、本当はあたりまえじゃなかったのだと思いました。
戦後の日本の人々の強い思いに護られてきただけなのだと。

自分たちが ”積極的にそういう世界をつくっていこうとする意識と行動力” というのは、
これからの世代の人たちがやっていかないといけない事なんじゃないか、と思いました。


積極的平和主義者の講演リポート から感じる事 






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by totoatsuko | 2015-08-29 17:28 | Comments(0)
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