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決断の理由

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何かの決断をするときの自分の中の理由はなんだろう?
みんなが納得しそうな理由を自分はどのくらい無意識に求めているのだろうか?

例えば、どうしてマクロビオティックに食生活を変えたの? と尋ねられた時
”自分がそうしたいと思ったから”

という理由が一番大事で

データによると、その方が健康にいいから、
地球にやさしい生き方だから
動物を殺したくないから
化学合成物を体にとりいれたくないから

等の、相手が納得できそうな理由は
”自分がそうしたい” という気持ちになった根拠の一部でしかない。

どんなに健康によくても、”自分がそうしたくない” と思えば
それが自分にとってベストな決断であり、それを人がどうこう言うものではない。

自分がほんとうにそういう食事をおいしいと思ってるかは二の次だけど、
自分にとって 人からオシャレ に見える事が大事で、
だから今はマクロビオティックをしてる、という人もいる。

人からの評価が自分にとって一番大事なら、それでいいんじゃないかな。

自分はそうしたくないけど、相手との関係が今は自分にとって大事だからやる。
そう、自分が分かって、相反する心を抱えながら決断しているなら、それでいいんじゃないかな。

そういう気持ちを相手に伝え、そのうえでどうするか、という話をして新しい方向性を相手と考える、という方法もあるかもしれない。

自分にとって大事な関係が、相手が求めない自分の意見を出す事で、
関係が 熟したり 変容していく のではなく壊れてしまうのなら、
そういう質の関係である、そういう事を自分が大事にしている、という事がわかるかもしれない。

結婚とか、離婚とか、進学とか、買い物とか、創作とか、企画とか、
”周りの人が聞いて非の打ちどころのない決断の理由” をひねり出す事が出来るまで自分の本当のやりたい事を実行できない、というのは勿体ない、と私は思う。

人生、時間は限られている。
何かをする時、しない時、”自分がそうしたいと思っている” ”自分にしっくりくる” というのが、
何にもまして大事な理由だと思う。 

それがあれば、その決断の結果が思うようにいかなくても、自分の決断に責任を持っているから(だって、自分が望んだことだもの)その行く末に柔軟に寄り添いながら、次の決断をしていけると思う。


やる、やらない、と自分のフィーリングを根拠に決めた後、

周りに理解してもらう、あるいは、理解できなくても見守ってもらう、邪魔しないでもらうための説明や説得の努力は必要かもしれない。やりたい事を、では、属している人間関係の中でどうやって実現していくか、というのを次に考えないといけないけれど。

そもそも万人にとっても正解は存在しないし、
すべての人に理解して賛成してもらう事なんて不可能なのだ。

だからといって、みんなに応援してもらえなそうだから、批判されそうだから
”自分のやりたい”気持ちを ”自分で否定する” 必要はないと思う。

本当にやりたいことだったら、最初は仲間がいなくても、攻撃されても、やり切れる力が
”やりたい” と思う自分の気持ちの中に宿っている、眠っている、と思う。





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by totoatsuko | 2015-03-18 10:13 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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