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人格障害 - Personality Disorder

人格障害 - Personality Disorder_d0065558_11090549.jpgCertified Adult and Child Psychiatristに,
the development of personality disorders についてと、彼の treatment strategies についてのプレゼンテーションを聞く機会がありました。

人格障害について、本当に分かりやすく言語化していて、
私も、こういう風に仕事内容について言語化できるように向かっていきたい、と思わせられました。

話の中の一つ、
Guilt と Shame の違いについてがとても興味深かったので、私が理解・解釈した内容をここでシェアします。プレゼンテーションで使われた Guilt とShame の言葉は、その言葉が持つ意味、使われたニュアンスが、うまく日本語にあてはめられないので、そのまま表記します。

人格障害の要素を持っている人は、なかなか自分の過ちから学ぶことが出来ず、人や社会とうまく関係を築けない事が多い。
その人が人格障害を抱えるのは、遺伝が5割、成育環境5割の割合で影響している。

人格障害ではないケース 
自分に健全な自信があり(ナルシスティックな虚構の自信ではなく)、自己肯定感があり、
周りの人とも健全な範囲内で関係を築けていける人は
何か悪い事をしたとき (たとえば、万引き、とか、言葉や体の暴力をふるうとか、もろもろ)
「Guilt を感じる」のだと。

モラルや、約束事を何かの理由があって破ったとき、なんて事をしてしまったんだろうか、と反省し、過ちから学ぼうとする。
そして、二度と同じ過ちを起こさないように努力しようとする。


人格障害の要素を持っている場合 
(人格障害、といっても、その重さ・軽さは千差万別なので、このような表現にとどめます。また自分がそういう状態であることに自覚がなく、指摘されても受け入れない事があります。)
本質的な所(←これが重要。表面的には健全な人として振る舞えている場合があります)で、
自分に自信がなく、自己肯定感が低い。

何か悪い事をしたとき、自分はどうせ悪い人間なんだから、と 「shame を感じ」
自分がよりよくなれると信じる事ができないので、自分がよりよくなろうとするモチベーションがない。

例えば、自己像が どぶねずみ であればは、どぶに住むのが当たり前で、
綺麗な場所に住めるとも、住みたいとも思えない状態。
自分の思い込み、刷り込まれたもの、人格障害ゆえの思考言動に、自分がトラップされていて、学習出来ない状態。

同時に、多くの間違いを繰り返し、大事な人との関係を失ったり、罰を受けること、自分に辛い思いをさせる展開が 
“構ってもらっている” ”通常の関わり方”と、生涯を通じて誤学習しているので、
間違った社会や人への関わり方を変える事が出来ない。

自己肯定出来ないので、相手の事も肯定できないし、何か問題が起きたら、周りのせいにしがちで、
自分、あるいは 相手に対してとても攻撃的な表出をしてしまう。
攻撃が自分に向かった場合は、鬱、ひきこもりや自死などの方向に向かう。

人格障害からくる攻撃が、他者に向く場合も、自分に向く場合も、どちらも
自分を苦しめ、そして周りも苦しめる。


すでにある程度知っている内容でも、
他の人の言葉で、他の人の整理の仕方で説明されると、また理解が深まり、自分の中で新しい視点も生まれ
とても興味深いワークショップでした。



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by totoatsuko | 2014-12-08 11:10 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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