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Q&A 5: アメリカでの音楽療法の需要

Q&A 5: アメリカでの音楽療法の需要_d0065558_1225227.jpgQ: 音楽療法は保険も効かないし、個人でセッションを受けようとする人は少ない、
また、今、病院や施設もミュージックセラピーの分野を縮小していて、高いお金を払って大学院を卒業し、頑張ってライセンスを取っても、インターンシップを取っても、なかなか定職の道が無い、と聞きました。

ミュージックセラピーアソシエイトのホームページで、マサチューセッツの求人を見てみると、少なくはありますが、定期的に募集もあるようですし、また、ある大学のサイトでは、「ミュージックセラピーの需要が急激に増えているので、今がチャンス」のようなことが書かれていたりもしています。大学は生徒募集の為の大げさに宣伝している、ということも考えられますが、色々な情報が交錯している中、現実はどうなのだろう、と不思議に思っているところです。

もちろん、本人次第だとは思うのですが、実際に、ミュージックセラピ-の需要は如何なものなのでしょうか?


A:マサチューセッツ州では、Expressive art therapyという資格がありますし、最近、NY州もアートセラピーの資格が認められましたから、個人の音楽療法利用者がセッション料の一部を保険をつかって払う事ができます。

ただ、ひと昔前のサイコセラピーを受けるというブームは去ったような気がします・
薬と比べてすぐに、はっきり効果が他者からみえないし、お金もかかる。
個人のセラピーに来る人は、減っているのかもしれません。

NYにある様々なサイコセラピーインスティチュートのReferal centerは、問い合わせがほとんどないため、機能していないも同然の状態だということを最近ききました。

Q&A 5: アメリカでの音楽療法の需要_d0065558_1214047.jpgしかし、病院、学校、ナーシングホーム等での雇用は常にあるようです。
ただ、音楽療法士でも、レクリエーションセラピーという名前で雇用されることも多いようです。

受け持つ患者さんの人数がとても多い場合が多いため、かなり多忙であるし、仕事の内容からも、精神的にも肉体的にも楽な仕事ではないことは確かです。
by totoatsuko | 2005-10-04 02:41 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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