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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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ちょっと先に、夢を持つ

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ちょっと先に夢をもつ、それも、仕事以外のことで、少し頑張らなくちゃいけないけど、楽しいことを。


シングルマザーなので・・・

私が体調を崩したり、何らかの精神的なダメージを破壊的に受けたりして立ち上がれなくなったら、
子どもたちとの生活はどうなっちゃうんだろう・・・ 

とか

日本の音楽療法、音楽心理療法の行方はどうなってしまうんだろうか・・・
このまま、ピンからキリの音楽療法の、キリの方が広まって、そのまま消えて行ってしまわないために、
音楽療法は、きちんとトレーニングされた専門家が、専門知識と積み重ねられ続ける経験を持って、常に進化し続けいているユニークで効果的な領域であることを、日本の社会で認識してもらえるように、私にできることは何なのか? 

とか

食の安全性や、食のスタイルによって引き起こされているのではないかと言われている、精神的な病や、成人病など、社会的に問題視され始めて、もう長い年月がたっているのに、いまだに、日本はオーガニック後進国だし、plant based diet な人もマイノリティー。 私の子どもたちは、成長の過程で、その食のスタイルに対して、攻撃を受けたり、批判される経験をしていくのだろうか・・・ まぁ、それも人生の修行であり、彼らは自分を試されているのであり、そこで立ち止まって今一度自分と対話する、自分の信念を言語にして相手に分かりやすく伝えようとする努力の過程、
あるいは、自分の信念とは違うが、相手のいう事に共感し、
これだけ、人間の一人ひとりの食べ方によって、地球の在り方が変わり、税金でカバーされてる医療経費だって全然違うはずだし、次世代への影響も変わり、自分の体にも心にも影響を与えているのだ、ということを伝え続けてきたのに、違う世界へと向かっていくのか・・・

とか、

私にしては、珍しいのですが
なんだか、すごく心配になって、自分の中でぐるぐる回していたとき

フラメンコの先生が、クラスの終わりがけ、唐突に

1年半か、2年後にクラスメイトたちによる発表会をしようと思うから
自分が踊りたい曲を決めて、確実に踊れるようにしていってね

と、言いました。


そうしたら、すぐに踊りたい曲が思い浮かんで、
そしてすぐにまといたい衣装のイメージがわきあがってきて、

そうしたら、1年半ってあっという間・・・
もっと練習しなきゃ。
まず、ここ数か月、いろいろ自分に言い訳してなぁなぁになっていた踊りの振りを覚えることを、本気だして早く確実に覚えて踊りこんでいけるようにしないと。

と、気持ちが何か しゃん、 とする部分が生まれてきました。

前回が私にとってはフラメンコの初めての舞台で1年半前くらいの事でした、。

素晴らしい仲間たちと思いを一つにして一緒に成長していくレッスンや、
少しでも時間の隙間を見つけてステップを練習したり、
舞台直近では頭がフラメンコで一杯になっていたり、
日々の会話も、フラメンコがらみの事が多くなったり、
自分の中で、フラメンコに対する思いや成長を大きく前進させてくれ、
それは、私と周りの人の会話や空気を豊かにしてくれた日々でした。

なかなか大人になって、こんな風な自分への負荷のかけ方や、緊張感は味わえないですよね。



色々、紋々とした気持ちは消えないんだけど、

衣装は、明治時代、鹿鳴館で踊っていた婦人たちのような品のある昭和レトロな感じ、
色は、淡い白に近いラヴェンダーのもので、裾の長い、バタデコーラというスタイルものにしてもらって、
持つ扇子は、レースを使った上品なもの

と、妄想を膨らませていたら、うつうつとした気持ちが変化してきました。


将来はわからない。
今を誠実に生きるしかない。

そして、真剣に生きる!

近い将来、ちょっと頑張らないといけない事、でも楽しい事がある、っていうだけで
毎日の色合いってかわるんだなぁ、と思いました。

気持ちは、日々のもろもろと取っ組み合ったりしてるんだけど、

意識のどこかは、もっと先、そう先にある楽しみ、
しかも、”与えられる”楽しみ、じゃなくて、

自分が頑張った分だけ、絶対自分の喜びや達成感が大きい、ってわかってる、
主体的につくっていける楽しみ (それは、なまけたら、その分自分が情けない、恥ずかしい思いをする、という要素もあるのですが、だからこそ、背筋が伸びる)

そして、その楽しみは、自分だけの楽しみだけじゃなくって、
その日に向かって気持ちを持って日々をくらす、
私のポジティブなオーラや波動を受ける家族や友人へとも共有していけるものだし、
舞台を見に来てくれるであろう人たちにも、大きな喜びや希望を与えるものだ、と思えるもの



舞台に立ってる時間なんて、そんな長い時間じゃない、10分?くらいのはずだけど、
色合いを変えながらも、変わらず向かっていく気持ちを持ちながら、
あの緊張感、あのスペシャルな数分にむかって、
”仲間や家族と一緒に” これからの2年間を生きていく、



夢をもつって大事ですよね!

しかも、その夢が、自分だけで完結するものでなくて、
身近な個人的な関係を持っている人にもいいものをもたらすことがうれしい。 
この要素があるから、もっともっと頑張れるし、頑張りたい、って思う気持ちが持てる。
頑張りたい気持ちがあれば、本当に頑張れる、ってことだから、日々の自分をしっかり支えてくれ、
自分の生き方にブレがなく過ごしていけると思います。


って、頑張りすぎて、母行と音楽療法士行と趣味行のバランスが崩れないように、
楽しい無理のない頑張りにしたいと思います!
by totoatsuko | 2013-11-02 00:15 | Comments(2)
Commented by 清水美恵子 at 2013-11-04 06:51 x
いつも、ありがたいお言葉のように、心に響きます。私よりもっと高いレベルで同じ悩みを考えているので、私にとって答えです。(≧∇≦)。学校の宿題で、心の健康とは?ってあるんだけど、音楽療法から見た心の健康とは何ですか?
Commented by totoatsuko at 2013-11-05 09:18
音楽療法からみた心の健康、、、私なりに考えて、記事をかいてみました。いつも読んでくださって、どうもありがとうございます。
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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