音楽療法で起こる現象を言葉で説明する
音楽療法 (音と色の療育)と、
お料理療育 と
早期発見目的の ミュージック&アートクラス
上3つのプログラムの実施してきました。
音楽療法 と一言にいっても、個々人のスタイル、アプローチ、テクニック、ベースとなっている心理学や医学的知識、実施される場所の環境、セッションを受ける人のニーズ などにより、内容が全く異なってきます。
そこで、いまいちど立ち止まって、こっこの音楽療法とは何か というのを文章化しようとしています。
45分間という時間の枠に、子どもたちに対する音楽療法と保護者へのフィードバックと対話を行う時間をとるために、音のセクションと、アートを使ったセクションを時間内に設けるスタイルをとる事を決めた経緯の自分自身を振り返ると、音楽療法士であるととともに、Guided Imagery and Music Therapy という、アート・曼荼羅・立体造形 なども 音楽的な深層心理プロセスを行うための重要なツールとして学ぶ機会を与えられた、というバックグラウンドが大きいと改めて思っています。
アートの時間は、どういうマテリアル・素材をつかって、
どういう療育目的をもって子どもたちと関わってもらいたいかを、
アート系の療育や心理的アプローチをしたことがない他の専門職の方に説明して、
私は、音楽をどういう目的で使い、子どもたちがどのように音楽的であったか、
そのように音楽的であった、というのは、発達支援の視点からいうと、どういう意味の事が子どもの経験として吸収され、表出されていたのか、ということを言語で説明することを試みます。
感情や、表に出ない、言語化されない、子どもたちの生きにくさ、分かりにくさ、
子どもたちの成長の過程の特徴を、
これまた、言葉ではつくしきれない音楽の状態をからめあわせて、
相手に理解してもらえるような言葉を選びながら伝えていく。
あらためて、
”こっこの音楽療法(音と色の療育) とは” を定義しようと、ノートに向かっています。
何を私は大事にしてこれまでやってきたのか、
音楽の、子どもたちの何を信じてやってきたのか。
音楽療法士以外の専門職の方に協力してもらってつくってきたこのプログラムの特性と、注意点は・・・
一旦ことばにしたら、
その言葉で説明しようとしていた生き生きとした現場のエネルギーが、何か無機質なものに変わってしまったりして、言葉をけしては、また違う言葉を選んで組み合わせたりしています。
音楽は素晴らしい。
みんな、それは知ってる。
でも、それだけでは、なぜ音楽療法でなければいけないのか、
なぜしっかりトレーニングされた経験ある音楽療法士でなければならないのか、というのが伝わらない。
言葉にして、まとまった読み物にするのはエネルギーがいるけれど、
GIMの卒業論文をかきおえて完全燃焼した感じから随分時間がたったことですし、
また、音楽療法を言葉にしていく作業を始めてみようと思っています。
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音楽心理療法・ Guided Imagery and Music 個人セッション (HP)。体験談
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