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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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上質なファブリック

とても上質なスカートを貰いました。
黒のジョーゼットで、ハイウエストに共布のベルトがついていて、台形のデザイン。

たぶん、遠目には布の質なんてわからないし際立ったものがない。

でも、手に取って近くで見ると、なめらかで、でもしっかりした織で、
どこがどう、と言うわけではないのに品がある、品のいい匂いが漂ってくる感じ。

そして、体を通すと、なんだか背筋がのびて、顔がほころぶ。
音楽だけでなく、ファブリックやデザインも、人を幸せにする力がある。

上質なファブリック_d0065558_14424225.jpg


その数日後、イタリア映画を見たら、
そこでも、さりげないのに吐息が出るように美しいデザインや色、カッティングの洋服を
さらりと日常にまとっている登場人物たちがいました。

あるデザイナーの、
服は女性を美しくみせるためたけではなく、
身にまとったときその人を幸せにするものでありたい

という言葉を思い出しました。



面白いデザインや発想も好きだけど、
そこに佇んでいるだけで、そのモノ自体の高貴さというか質のよさが感じられるものの”よさ”、
というのが、20代のときよりもわかるようになってきたし、
その重みも実感できるようになってきました。


きっと今までだったらわからなかったこの黒のジョーゼットのスカート、
いいものだからこそ、大事に、でも、できるだけ頻繁にまといたい。

そういえば、祖母がいっていました。
いち髪、に足。 いいものを着ると、おのずと身振り素振り、品行もよくなるものです。

そうじゃない例の方が多いんじゃないか、って思ってしまいますが

私は、祖母がその言葉を言いながらえがいていた人柄に、
そして祖母の品のよさに常々触れ子どもながらに享受してきたので
表面的ではなく、本質的なところで近づいていきたい、と思いました。


その思いは、私の音楽療法のセッションにもつながる事でもあります。
何気ないのに、上質なセッション、だからこそ様々なものが吐露されプロセスされる場。

それは、クラッシックの曲をピアノを弾いていた時にも言えること。
どんな状態でも当たり前に本当に美しく弾く、ということが、いかに難しかったことか!

偽りがなくて本質的に本物であること、家族や人とのかかわりの中でもそうありたいと、
ある上質なスカートにふれて、あらためて思いました。
by totoatsuko | 2012-10-09 14:47 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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