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カウンセラーを紹介してあげたい、という件

カウンセラーを紹介してあげたい、という件_d0065558_11175731.jpg夫に、妻に、困っている友達のために、カウンセラーを紹介してほしい、という問い合わせ、 私の音楽心理療法を受けている最中の人や、友人や知り合いから時々受けます。


この人、セラピーに行った方がいいんじゃないか、
と他人や家族に思われるのには、いろんな理由があります。
鬱や摂食障害や不安症、自己肯定感がなく、人に対して攻撃的であるとか、カップルの関係がうまくいっていないけど自分達ではどうすることもできなくなっている、なにかその人の有りように違和感があるとか。


先日も、知り合いからそのような問い合わせがあったので、メールで返事したのですが、
個人が特定されないよう文章を少し修正したものを以下に紹介しますね。

同じように家族やパートナーに対して思っている人などへ、参考までに、この人にお返事した内容です。

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経験上、自分のセラピストは、自分で行く気になって自力で探さないと、
セラピーに行かないし、絶対続かないものだとおもいます。

高いお金払うものだし、自分の弱いところ、見たくないものをみる作業になってくるから、
よっぽど自分がこの自分をどうにかしたい、って思わないと、できないことです。


例えば、特殊な例ですが、
パートナーがDVで、女性の方が私のセラピーうけていて、二人の関係をちゃんとみつめたら、どんなに自分が傷ついていたか否応にも感じることになり、もうこのままではやっていけない、とおもって彼女は住んでいる所をでました。


セラピーにいって、自分のことも取り組んでいる。
この関係はDVだとおもう、DVの関係に居続けた私も、
DVの関係をあえて自らつづけることを選んでいる私も”共依存”の状態であることにも気づいた。
セラピーにいくことは、本当に自分自身について大きな気づきを与えることになっていることは、
自分自身でいって、強く感じているから、あなたも考えてみてください、

そんなメールを送ったら、彼女のパートナーは、自分でいろいろ探して、DV専門に扱っているセラピーにいき始めました。でも、全体の数でみたら、それはまれなケースなんです。自分に自信がもてなくて、でも、意識の表層でオレはいけてる、と思って、あるいは、そう思うために虚構を張って、何十年も生きてきたのだから、その虚構をはってる自分に気づくためのセラピーに行きたいなんて、そう簡単には思えないと思います。

セラピーに行くことは、虚構を崩すためではなく、
イケてる自分、という虚構を保つために、
自分の気に入らないこと、自分の弱いところを自分に感じさせられる相手、
自分より弱い、あるいは 下、とみなせるような相手に、暴力手にな態度(言葉でも、態度でも)をとるしかできない、常に人から注目や賞賛などを求めることでしか自己肯定できなかったり、強い怒りの衝動をコントロールできない自分を自ら解体し、そこになにがあるのかみつめ、そこに蓄積された感情をいたわり、またゼロから自分で自分を認めることが出来るようになる自分をつくる過程でもあります。

でも、なかなか そういう道筋の見通しをセラピーにある一定期間行ったことがない人には感じることは難しいし、セラピストとの相性もあります。

セラピーにいったら、それは3年かかるかもしれないけど、あるいは10年かかるかもしれないけど、
生き方を変えることができると、私は思います。
ほんとうに、パワフルな体験ですから。

でも、その ”セラピーに行ったら” ”こうしたら” の ”たら” は、
非現実的な仮定であり、その仮定をもとに将来について話せるような仮定にはあまりならないと思います。
それは、セラピーに行くかいかないか、というのは努力でどうなるものでもないし、
それは、生き方の選択だから、行かないから間違いというのでもないし、
その選択にもその人となりが表れているとおもうからです。



かわいそうなオレ。
また、同じパターン。

かまってくれないオマエが悪い。がんばってるオレを認めてくれない。こんなオレに誰がした。
そして、わざわざ部屋の中で背中をまるめて縮こまってかわいそうさをアピールするところ。

何も、自分から具体的にこの状況を変えるために自分を変えようとか、
相手との接し方を変えようとか、今のところは、そういう発想できないみたいですよね。

そして、あなたに、何か救いの手を差し伸べて上げなきゃいけないと感じさせるところ。
うまくいかないときは、まず ”相手に罪悪感を持たせて、相手を動かす”というパターンも、
よくある人間関係の心理ダイナミックスのパターンです。


でも、それもそこまで自覚してやってるんじゃないと思います。
もう素なのではないかと。そういう風に生きてきた。
だから、それがどれだけ、仕事ではなく、生身の人間との生で健全でひいては exciting だったり、インスパイアリングだったり、信頼関係という中では、まったくもって非生産的であり、汚染するものである、というのが理解できないのではないかと。あくまでも仮定ですが。

その人がそういう人だ、というのを責めても、彼は変わらないし、あなたが変えることもできない。
自分自身が、そう簡単には変わらないのと同じように。

誰も 大の大人に何かをさせること はできない。
洗脳は別にして。 (でも、それも洗脳であって、その人の本当の心は動いてないと思う。)

今私があなたに言えることは、

あなた自身がヘルシーであること
そうあるために、自分にとって大事な選択をすること
意味のない罪悪感を感じて、自分の心を汚染しないこと

その人との関係をどうにかしたい、と思って、いまあなたが取り組んでいることも
自分のため、そしてそれがひいては家族のためですよね。
彼にカウンセリングはどうだろうか、と思うのも。


自分を助けるための選択肢として、薬やお医者さん以外に、いろんなタイプのセラピー、カウンセリング、音楽心理療法、ピアカウンセリンググループ、等というものが存在する、という提示はアリかもしれない。ただ知らないだけかもしれないから。

でも、行くことを心の中で期待はできても、”行かせる”ことは出来ないですね~。
病院の受診とちがって、個人セッションは自分ひとりで行くものだし、直してもらったり、お薬を処方してほらうものではなく、自分で自分と対話していくプロセスだから。

もちろん、セラピストも彼をペンチで曲げるように変えることはできない。
どちらに曲がる方がいいのか、このままがいいのか、それはセラピストには本質的にはわからないことで、
その道とか方向、というのを本人がみつけているプロセス。

本人が 変わりたい、現状をどうにかしたい、と思ってドアをたたいてくるのならば、その手伝いは、そのセラピストが専門とする方法でできるのですが。(でも、残念ながら、パーソナルな関係がある家族や恋人には、できない。)



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人生いろいろありますね。

私が属している音楽やアート、心理の分野が、すこしでも人の役にたてればいいな、と思います。





以下のセッション内容のお問い合わせやご予約は letsmusicingATgmail.comまで


幼児音楽教室 music together

なぜ、幼児に music together クラスなのか?や 募集中の 春学期の日程やクラス料金についてはコチラ 残り2席。 3月最後の土曜日に春学期がスタートします。 学期の途中からでも、始められます。


ドリームマップづくりWS(マクロビランチ付) 前回の様子
3月3日(土曜) 10時~15時半
参加費:5000円
定員:6人
場所:代々木上原 
自分の近い将来(数年後)にありたい自分の姿、精神的物質的に実現していたい状態や、家族、地域、とどうかかわっていたいか、どんな社会貢献、より社会をよくするためのアクションをとっていたいか、そんなことに思いをはせながら、雑誌を切り抜いてコラージュで夢の自分の姿を作っていきます。夢に近づくために元気をくれる自分の大好きなものが詰まった壁紙が出来上がります!



パークサイド広尾レディースクリニック (広尾駅から徒歩3分) で、毎月第一土曜日の午前中 
アート素材や音楽を使ったリラクゼーションセッションやってます。
次回は2月7日。 参加費 3000円
土曜の朝、静かな自分との対話や、自分を解放する時間をもってみませんか?


音楽心理療法・ Guided Imagery and Music 個人セッション (私のHP)体験談はコチラ

子ども(3歳~)とオトナ向けアートWS、アートベースの活動をのせたブログはコチラ 
3月は、第3土曜日の午後です。 
by totoatsuko | 2012-03-02 11:18 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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