雪山へGo!

年長のムスコは1レッスン受けて自主錬してたら、その日のうちにスノボ、まだターンは出来ないけど、左右にゆらしながら、時々、真下に向かいながら滑れるようになっていました。凄いですね、子供って。
私は、大人になってから1日スノボに挑戦しましたが、滑れるようにならなかっただけでなく
その日の夜、首が一方向に固定されて、肩がこりこり、カラダも全身筋肉痛。あきらめた経験があります。
年中のムスコは、自分でまだムリとレッスンうけてみて思ったようで、直球直滑降のスキーを満喫していました。
でも、練習中の兄と一緒にすべるときは、ちゃんとスピードコントロールして、
左右に蛇行して滑ったり、兄が転んだら、ピシっと回り込んで急停止し。兄が立ち上がるまで待っていて、
また兄弟一緒に嬉しそうに滑っていて、見ていて本当に心が嬉しくなりました。
去年初挑戦の雪山で、ムスコたちがすぐ滑れるようになり、3人で爽快に滑るのを楽しめたのがとても嬉しかったけど、今年は母がそばで滑っているいない、に関係なく滑りを満喫する子どもたちの姿に成長を感じました。今年は、ホンキで次男の滑走の早さについていけませんでした・・・
子どもの成長をみるのって、ほんと喜びをもたらしてくれますね。
誰かと比べてどう、っていうんじゃなくて、
その子が喜んでいる姿、必死に頑張っている姿、できるようになって誇らしげな姿、人に優しくしている姿など、日ごろバタバタしている毎日では見ない姿を雪山で垣間見せてもらって、親である喜びを味わわせてもらいました。
雪山にいたとき、新聞で 東北の震災で家族を亡くした人が、亡くなった家族あてに書いた手紙を読みました。
高校生の娘が亡くなった父親にむけて、80代の両親が、亡くなった40代の娘に対して書いた手紙などを読んで、胸が締め付けられ涙がとまりませんでした。
さぞ辛かっただろうに、
どうして死んでしまったの!?
かわってやりたい。
頑張って生きているよ。
一緒に過ごした時間が宝物。
この体験があったからこそ、私は親がいない子どもの気持ちが分かる保母さんになるろうと思う。
老後の親は私が面倒みる、と嫁に行かなかった娘。こんなことになるなら、嫁に出してやればよかった。いや、そうであったなら、余計悲しむ人が増えるから、これでよかったのかもしれない。
遺体安置所で、パンパンに水ぶくれした姿をみて、やせていたお前だと気づくことが出来なかった。そのせいで、その遺体が火葬される、という日にも出向かなかった、ごめんよ。後から、いろんな人の話をきいて、あの遺体がお前だと気づいた。。。
津波当日、後からあとから施設に押し寄せてくる被災者の方たちの対応に追われながら
お母さんたちはきっと待ってくれてる、被災した人たちのために頑張る自分を応援してくれてる、と思っていた。
やっと時間ができて、弟とまず、それでも、遺体安置所にむかったら、夫婦ならんで横たわっていた。最後まで仲よしだったのね。民生委員のお母さんはほう頭巾を被っていたから、最後まで町の人のために走り回っていたのよね。
彼らだって、去年の今頃は一緒に幸せな家族の時間を過ごしていたはず。
今年悲惨な体験をしたのは日本だけでなく、
エジプトやリビアなどの古い体制を壊した人たちが味わった痛みも相当なものだと思う。
ドメスティックバイオレンスや、偏見、圧力、意地悪、いじめ、、、 表に出てこない痛みも沢山ある。
体験した人にしか分からない痛み。
そして、本質的には、究極的には自分たちでその痛みを何かに変えていくしかない重さ・辛さ。
彼らの身代わりになることは出来ない。
そして、彼らが本当に求めていることは、彼ら自身が見つけていくもの。
お金や時間や資源は与えられるかもしれない。
プログラムも、構想も与えられるかもしれない。
能動的に 「受身でいきる」ことも、選択肢だ。
こういう経験を踏まえて、被災者として、あるいは日本人として、あるいは地球人として、何をひとうひとつ選択していくか。何をどういきていくのか。口先だけ動かしているのではなく、一時の感情の波に流されることなく、未来をいきる子供たちと一緒に考えながら、対話をつづけながら、じっくりとみつめ与えられたものを生きていきたいです。
パークサイド広尾レディースクリニックでの月一回の
アートや音楽を使ったリラクゼーションセッションの次回の予定は
1月7日(土) 10時半~12時半。
参加費 3000円
土曜の朝、静かな自分との対話、自分を解放する時間をもってみませんか?
ご予約は クリニックへ直接お申しこみいただけます。
内容のお問い合わせ、ご予約は letsmusicingATgmail.com までお願いします。
音楽心理療法・ Guided Imagery and Music 個人セッション (HP)も、上記のメールアドレスより受け付けています。体験談はコチラ
by totoatsuko
| 2011-12-30 23:44
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