川のながれのように
写真は、あかね、という種類のすっぱいりんごを
焼きリンゴにして表面にのばし、中は豆腐とアーモンドペースト
とレモンを葛でムース状にして、焼きあがった2層のアップルパイ。シナモンの甘いかおりとリンゴの香りが、また魅惑的です。
とても美味しくできて、あっという間に売れてしまいました。
今日は、いつもの仕事がらみで、美空ひばりのことを調べていたのですが、表題の歌がすぐWebにでてきました。
川のながれのように は、私が小学校6年生の時きいた、彼女の最期の曲でした。他の曲は記憶になくて、この曲の歌詞とメロディーだけ、なんとなく覚えていました。
この曲を歌う頃には病状も随分進行していて、
一人では歩けないほど足に痛みを抱えていながらも舞台で歌うことをやめなかった、
とWikiにかいてあります。
1989年1月7日に昭和天皇が崩御。
その翌日の同年1月8日、元号が「昭和」から「平成」へ移り変わったその日、
平成の我 新海に流れつき 命の歌よ 穏やかに
という短歌をよんでいます。
そして、その約7か月後に亡くなっています。
彼女の人生についてほんのちょっとかじった知識をもって、Youtube でこの歌を歌う彼女の姿や声をきいていると、しみじみとしてきます。涙もでるし、優しい気持ちにもなるし、はげまされもします。
川の流れのように
1) 知らず知らず 歩いてきた 細く長い この道
振り返れば 遥か遠く 故郷(フルサト)が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏(タソガレ)に 染まるだけ
(2) 生きることは 旅すること 終わりのない この道
愛する人 そばに連れて 夢 探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移りゆく
季節 雪どけを待ちながら
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら
by totoatsuko
| 2011-10-26 02:57
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