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みな死は同じようにやってくる

みな死は同じようにやってくる_d0065558_1295222.jpg高齢者施設でのセッションのための準備のため、
昭和初期のころの歌手たちの人生を、歌をつうじて追いかけていく中でおもったこと -

それは、どんなに「表向き」に華やかな時期が人生にあっても、
どんなにヒット曲にめぐまれても、
私生活ではお酒におぼれたり、人との関係が複雑だったり、
第一線を退いた後、人気の絶頂から離れた後の生きざまに、その人の本当の姿が見え隠れします。

死にざまも、家族に看取られる人もいれば、
戦死したり、収監されていたり、
お金や人とのいざこざのなかで逝ったり、一人暮らしのアパートでひっそり逝っていたり、

それが幸福なのか、悲しい終わり方なのかは、誰かに評価されるものではなく本人の心が感じるものですが、
もし私だったらどう感じるでしょうか。


華やかな時期が終わった後の、あるいは華やかさの裏の彼らの私生活は、
一般の私たちと変わらない情景のように感じました。


一世を風靡する、日本中がその人の歌を口ずさんでいたような
今のリスナーの好みが多様化した音楽業界とちがって、
当時はそれしかないから、その人しかいない、感じで、
その人気のほどは、今では考えられないくらいだったのだろうと察せられるから、
より一層、その華やかさと裏腹な生きざま、死にざま(=生きざま)に、より濃い陰影を感じます。

浮世の栄華は、夢のまた夢。

若くて健康で、もてはやされて華やかに生きているときに、
どんなふうに その華やかさを成熟させ 朽ちていく過程も美しく生きたいか、
なんて、一般人でさえあまり考えないですよね。

花は、見る人を魅了し、咲き誇り虫たちを寄せ付けているときだけではなく、
ひっそりとひとり萎れていくさま、そして種をおとして土に帰り無になっていく内的なプロセスがあるからこそ、
また、生まれ変わり、美しい姿で次の世代の世界を明るくしていくことが出来ます。

どんなに美しく咲き誇る自分の姿に固執しても、時には逆らえず、容赦なく自分の姿は変わっていく。
それなら、私は老いていく、熟していく過程を積極的に肯定し、楽しみたいな。


そして、もう一つの発見は
大正、昭和初期に多くの歌手たちがヨーロッパやアメリカに声楽留学をしていること。
あの時代にもう留学している人たちがこんなにもいたのだ、というのは知りませんでした。
当時イタリアのオペラ座の専属歌手になった人もいました。


勿論 一握りのスペシャルな人たちだから成し遂げることが出来たのでしょうけれども、
彼らも有名になる前は、歌が好きで上手だ、という一般人でした。

今の時代でも留学に否定的な人、留学なんて考えたこともない人がいる中、
あの時代に外に出ていこうと思い、家族もそれを応援した、というのは すごい! と思いました。




11月12日(土) 10時~15時 5000円 
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by totoatsuko | 2011-10-20 01:27 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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