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パークサイド広尾レディースクリニックでのWS

パークサイド広尾レディースクリニックでのWS_d0065558_91799.jpg毎月第一土曜日の午前中行っている、パークサイド広尾 レディースクリニックでの音と色と声のWS.

今回も小麦粘土 を用意しました。
7,8,9月とクレヨンに加えて、小麦粘土で思いや無意識にあるものをカタチにしましたが、
毎回参加していらっしゃる方は、回を重ねるごとに粘土に対する親近感というか、馴染みな気持ちというか、そんな気持ちの変化もあったようです。

セッションを始める前に、この一か月どうすごされましたか? と尋ねたところ
前回作ってそれを携帯で写真をとったものを、折にふれてみていたのだけれども、
あの時の気持ち、あの時立っていた時点より、前に進んでる、自分も変わっていっている、というのを
見るたびに感じました、とおっしゃった方がいらっしゃいました。

この方は、前回、粘土を制作することにより先延ばしにしていたことを今、やらないと、きっと後悔する、
今 やるしかないし、ずっとやりたいと思っていた、 という気持ちに気づかれたのですが、
この一か月、自分のやるべきことに ひとつひとつ着手しはじめたのだそうです。
そのことにより、作業を進めるにあたって、友人やパートナーなどと対話をする機会も増えたとか。

パークサイド広尾レディースクリニックでのWS_d0065558_912470.jpgそれから、どうして自分はこんなにため込んでしまうのだろう、いらないものに囲まれてすごしているんだろう、とも思われたそうです。モノを整理しようと色々だしてきたら、本当にトキメかないものばかりで、すごいな、と。
同時に、自分も 人にモノをいっぱいあげてきたけれど、こういう状態を招くことを助長していたのかもしれない、と反省したり、とか。

人にモノをあげる、 人からモノをもらう、ってどういうことなのだろう、という話をグループでするきっかけにもなりました。よかれ、と思って渡すものも、相手の好みでない場合もある。 よかれ、とおもって渡されたものが自分のテイストには全く合わなくて、もらうのが苦痛な場合もある。 あるいは、自分の好みが特になくて、ただ「貰う」 という出来事自体が嬉しくて、もらったものに関しては、注意を払っていない場合とか。逆に、モノを人にあげる、やってあげてる感を「自分」が体験したいがために、あげるモノには得にこだわらず、気軽に人にモノをあげる場合も。

モノをあげる、もらう、その行為が嬉しいばあい、
モテモテでモテてる自分が嬉しいある意味未熟な相手との関係というか、自分しかみていないようなもので
もらったもの、あげたもの、と自分はどう関係を築いていきたいか、というどっしり構えたモノとの関係ではないですよね。

沢山ものはあふれているけれど、よってくるけれど、 
自分はどの相手と、モノとどんなふうに関係を築いていきたいか
それを心にとめてどれを自分の生活の一部にしたいか選んでいかないと、
本当に大事なものを置く食器棚のスペースがなくなるように、
自分の心や時間のスペースも、ほんとうはどうでもいいことに費やされてしまうような気がしますよね、

とういうような話にもなりました。

では、いかに選別するか?
好きよ 好きよ と寄ってきた人を どう上手に傷つけず断るか
いかに 心ををこめて贈ります といって送られたシナモノ(で、自分に必要のないもの)を、
相手の気持ちを傷つけないで、また 相手が同じことを自分に対して繰り返さないような未来の関係をつくっていくためのアクションは何ができるか?

うまくいかないのは、相手の気持ちや、これをやったらどうなるか、という想像力の欠如からくるものだとおもう、という意見も。想像力の欠如・・・少し前にはやった 「空気をよむ」 よりも、もうすこし高度なことかもしれません。 そして、大事なのは、想像したもの 相手はこう思っているんじゃないか、という「仮定」 を、仮定でおわらせず、 相手の真意を確かめる対話を コンスタントに続けてやっていけるか、
お互いの お互いの心に対する思い込み でぬりたくられた関係ではなくて、
真実の気持ちや考えのところで繋がっている関係に欠かせないのではないかとおもいます。


粘土の制作から、今日は深い対話がおこりました。

アート制作は、誰でもいつでも、その気になればできますが、
それを作っていく過程で、出来上がった後でそれについて話をしたり、質問を受けたり、グループで吟味するところに、大きな発見やすとんと心におちる意味のある特別な体験が起こるのだと思います。
by totoatsuko | 2011-10-01 17:26 | Comments(0)
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