未来はつくっていける

映画中はかけたり外したりしながら、楽しんでいるようでした。パンダがこっちに飛んできた! と子どもも後から言っていました。
なんだか カンフーパンダ I よりも、ギャグがさく裂していて、オチもしっかりあった印象で、
I も面白かったけれど、II もかなり笑いました。お金がかかりますが・・・子どもと一緒にいってよかった!
そして、ストーリーもよかった。
詳しくはタネあかしなので書きませんが、
パンダが自分がアヒルの子どもになった経緯に向かい合わなくてはならなくなり、
自分は捨てられたんじゃないか、なんでアヒルに育てられたんだ、、、、
なんて自分はかわいそうなんだ、こんな自分に誰がした! くらいに落ち込んでしまうのですが
色々な経緯をへて
過去がどうあろうと、今 自分が出来ることをやっていけばいいんだ
過去がどうあろうと、今を これからを どんな風に生きるか、というのは
意味なく過去に囚われるひつようはなく、
自分の気持ちしだいで、自分の行動ひとつで 自分でつくっていけるのだ、
未来を変えることによって、辛い過去に対する気持ちも変わるのだ、
というようなことをパンダが思うのでした。
そして、今 ここにある自分を支えてきてくれた仲間たち
自分をアヒルのラーメンやの裏口に置いた親、アヒルの父さん、マスターファイブの仲間とシーフー老子にあらためて感謝の気持ちでいっぱいになる。
そして、一生懸命、誠実に生きている姿
子どもを思う気持ち、弱いものが虐げられている残酷さにも、
自分の気持ちの経験と重なって、たくさん泣きました。
そう、今を、未来をどんな風に「感じるか」 は自分次第。
例え過去に何か間違いを犯しても、 例え過去に身を引き裂くような辛い体験をしても
それを 「現在や未来にまで ひきづる」 のは自分。
パンダ も 親に「捨てられた」んじゃないか、というとらえ方から
親がアヒルの父さんに「託してくれた」 という風に、過去の見方がかわる。
そうすれば、おのずと未来の色もかわる。
自分は疎まれた子どもではなかった。
親が必死になって守ってくれた自分の命、生きなきゃ・誇りをもって。
辛い過去の体験で時間をとめず、
「過去の体験を踏まえて」 よりよい今や未来をつくるために
他の誰にも味わわせたくないような痛みを体験した自分にしか出来ないことをやっていく、
という選択をするのも自分。
例えば、「過去に崩壊した関係」でも、
過去の自分から 自分が脱皮し、昔とは違う「今」 の関わり方の積み重ねで、
未来の関係は変わっていくかもしれない。
DVや裏切りなど、その関係が壊れる経緯によっては、修復には時間がかかるし、修復不可能な場合もある。
当然のことながら 「相手を変える」 ことは出来ないので、
相手を思い通りに動かすために一時的に相手にご機嫌取りをしている自分がいたら、
また昔のように 自分の思うようなペースで、相手が自分の思い通りに対応してくれなくてイライラして、
相手が変わる、という見返りを求め続ける自分が苦しくなってしまうだけなのでしょうけれど。
相手を命令して変えることはできない。
でも、「自分が変わりたい」「過去と同じ繰り返しはしない」と自分に誓い
よりよい自分であるために、よりよい未来のためいに、自分が内面から変わっていくことで、
まわりが自然と変わることは起こることはある。
似たような過去をもっているにもかかわらず、
なんて自分はかわいそうなんだ、あいつが憎い、という気持ちを昇華できず闇の力に飲まれて町を焼き尽くす悪役の孔雀と、なんて自分は愛され支えられてきたのだ、と気づき感謝の気持ちをもち社会のために身を立てるパンダ。
カンフーパンダII をみて、改めて
どんなつらいことがあろうとも、自分の心のもちようで今と未来の色合いは変えることが出来る、
とおもったのでした。
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