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福島県立医科大学学長の菊地臣一氏インタビュー記事

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受け取っているメーリングリストで読んだ
福島県立医科大学学長の菊地臣一氏のインタビュー記事をシェアします。


たくさん頷きながら、かみしめながら読みました


「警鐘を鳴らす奴はいつも安全なところにいる」


2011年08月24日
  『特に医療分野では、高い志を持っている方が多く、
「よかれ」と思い、提言したり、やったりする。時には情緒過多で、権限外のことにも手を伸ばす。

しかし、カール・マルクスは、
「地獄への道は、善意の石畳で舗装されている」と言っています。いろいろな意見を全部取り上げていたら、何もできなくなる』

 『セルバンテスが「ドン・キホーテ」で書いたように、
「警鐘を鳴らす奴は、いつも安全なところにいる」。
これも真実で、評論家は外からはいくらでも言えます。
でも、当事者は、それらをすべて聞いてはいられません』

 福島県立医科大学学長の菊地臣一氏は、今年6月、同大の医学部5、6年生に講演した際、こう語ったそうです。「原発事故の被害を受けた福島は、マイナスからの出発。いまだそのマイナスがどの程度、深いのか、正直言って誰にも分からない」(菊地氏)という状況で、様々な立場の方が、福島県、そして福島県立医大を支援したり、一方でその対応を批判したりしています。菊地氏の言葉には、

支援には感謝しつつも、止むことのない“外野”の声に惑わされることなく、自らの信じる道を実践するという、当事者の強い意思

を感じました。

 さらに、菊地氏は、学生に対し、

『困難に遭遇した時、その困難を「悪いこと」と捉えず、「自分を鍛える機会」と考え、克服すべき』(セネカ)、『勇気とは、決して恐怖の不在ではなく、恐怖を感じつつも威厳を持って前進する能力』(スコット・トゥロー)などの格言を紹介、

「自分の行動を歴史の評価に委ねる覚悟を持ってがんばってほしい」
と締めくくっています。

 東日本大震災、福島第一原発事故から5カ月強。先行きが見えない状況にあっても、福島県立医大は着実に復興への歩みを進めています。その一つが、放射線の臨床と基礎、つまり放射線健康管理学、放射線生命科学、これら二つの講座の新設。

 さらに、「福島医大復興ビジョン」の実現も目指します。放射線の健康影響などのテーマを柱に、基礎から臨床まで取り組み、一大医療産業拠点を創設するのが目的。最優先事業は、(1)県民202万人の長期的健康管理調査、(2)最先端診断・治療拠点の整備による早期発見・早期治療、(3)創薬・医療福祉機器等の開発拠点の整備、(4)放射線専門医療人の育成、です。同ビジョンは、政府の復興対策本部が7月29日に決定した「復興基本方針」(同本部のホームページを参照、PDF:323.6KB)、福島県が8月11日に策定した「福島県復興ビジョン」(同県のホームページを参照、PDF:2.6MB)に盛り込まれています。
 「福島医大復興ビジョン」実現のカギは、予算だけでなく人。 "箱モノ" に終わらせないためには、いかに優秀な人材を集めるかが問われます。

(引用終わり)
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当事者や渦中にいる者, 戦っている人、走っている人にしか分からない本当の困難や課題。

本当の勇気とは?
信念を持って生きることとは?

怖いもの知らずなのではない、意固地なのでも決して ない。

確固としたものを実行していくことの困難さ、 そして、 その価値。


乗り越えていくのも、作っていくのも、それに責任をもつのも 自分。
逃げ出したり、批判だけする者には、決して分からない体験。





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by totoatsuko | 2011-09-14 01:49 | Comments(0)
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